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【アカマンボウ】体温維持ができる特有の魚?!生態と特徴を知ろう!

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アカマンボウ トップ画

アカマンボウは魚が普通は持ち合わせない特徴を持っている魚です。また、名前こそマンボウと入っていますが、学術的分類は意外な魚の仲間と一緒!驚きの発見がたくさんのアカマンボウの生態や特徴などをまとめてみました!

アカマンボウの分類

アカマンボウ目アカマンボウ科アカマンボウ属

アカマンボウはリュウグウノツカイの仲間!

アカマンボウはアカマンボウ目に属していますが、マンボウはフグ目マンボウ科に属する魚です。アカマンボウは名前からマンボウの仲間だと連想できますが、実はマンボウの仲間ではありません。

アカマンボウの仲間となるアカマンボウ目に属する魚たちは、地震の預言者とも言われているリュウグウノツカイやそれによく似たサケガシラ、テンガイハタ、フリソデウオ、テングノタチなどの変わった外見の魚ばかりです。

▼アカマンボウの仲間のリュウグウノツカイについてはこちら▼

アカマンボウの学名

Lampris guttatus

アカマンボウの名前の由来

名前の由来としては、マンボウに似た姿と赤みがかかった体色からアカマンボウと呼ばれています。

他にも地方名として、マンダイと呼ばれることもあります。漢字では「赤翻車魚」と表記し、英名では「opah」と呼ばれています。

アカマンボウの生息ポイント

アカマンボウは温帯や熱帯域の温かい水温を好み、世界中に広く分布しているようです。外洋の水深500mまでの深場にいることが多いですが、表層付近で漁獲できることもあり、活動域は広いようです。

日本では北海道以南でその姿が確認でき、特に九州や沖縄で水揚げされることが多いです。

アカマンボウの特徴

アカマンボウは全長2m前後、最大で体重270kgほどに成長する巨大魚です。

マンボウに良く似た丸い円盤状の平べったい体をしており、尾ビレ、胸ビレ、腹ビレ、背ビレのそれぞれのヒレが鮮やかな赤色をしています。銀色の体色に白いまだら模様があり、体全体にうっすらと赤みがかかっています。体形は違えど、仲間のリュウグウノツカイとよく似た配色です。

アカマンボウは恒温生物?

アカマンボウ 恒温性

最近の研究でアカマンボウは魚類では珍しく、哺乳類のように血液の温度を保つ機能をもつ恒温生物であるということが解明されました。この機能のおかげで、水温よりも5度ほど高い体温を保つことが可能であるため、深海でも活発に活動ができるようです。

引用元:https://www.afpbb.com/articles/-/3048643

アカマンボウの漁獲法

アカマンボウは生態が解明されていないため、明確な漁獲に適した時期や効果的な漁法も確立されていません。そもそも深海に生息する魚のため、釣られることも非常に稀です。

市場で水揚げされているものは、延縄漁などのマグロ漁でマグロと一緒に捕まえられたものだそうです。

アカマンボウの食材情報

アカマンボウは刺身にして食べれば、まるでマグロそのものの味わいを楽しめます。焼いたり煮つけにしても、上質な味わいでとても食べやすいですよ。

アカマンボウのムニエル

①切り身の水分をキッチンペーパーでふき取ります。

③小麦粉、塩コショウ、お好みのスパイスを切り身にふりかけます。

②バターをひいたフライパンで両面がキツネ色になるまで焼きます。

④お皿に盛り付けて完成

アカマンボウのからあげ

①水分をキッチンペーパーなどでふき取り、ひとくち大に切る

②酒(大さじ1杯)、醤油(大さじ1杯)、すりおろしたショウガやニンニクを混ぜ切り身を浸す

③10分ほど浸したら、小麦粉とからめる

④180度の油できつね色になるまで揚げる

アカマンボウはマグロの代用魚!?

アカマンボウ 代用魚

アカマンボウの赤身の味わいがマグロと似ており、マグロの代用魚として利用されることもあるようです。

近年では、養殖のための稚魚の乱獲などの理由による太平洋クロマグロの個体数が減少しています。現在ではクロマグロの漁獲量の制限が行われており、国産のマグロの価格は高騰しています。

それに対し、アカマンボウは大型魚なので利用できる赤身がマグロより多く、もともと食用として流通していなかった魚のためコストパフォーマンスが高いという観点からも代用魚として利用されるのも納得です。

アカマンボウに寄生虫はいるのか?

寄生虫 腹痛

マンボウには、大量に寄生虫が寄生しているということを聞いたことがあるのではないのでしょうか。名前にマンボウと入っていると、どうしても寄生虫のことが気になってしまいますよね。

アカマンボウはアカマンボウ目に属していますが、気になるマンボウはフグ目マンボウ科に属する魚であり、名前こそ似ているものの、違う種類の魚なのです。

アカマンボウは現在のところマンボウのように、体から大量に寄生虫が発見されたなどという報告はあがっておりません。

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