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悪名高き外来魚「ブルーギル」バス釣りの外道

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ブルーギルの特徴

外来種の魚と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるのが「ブルーギル」ではないでしょうか?北アメリカ原産の外来種ですが、日本でも繁殖して分布が広がった特定外来生物です。

北アメリカでは40センチメートル近くにまで成長することがあるそうですが、日本で見かけるブルーギルは20〜25センチメートル程度の大きさです。頭から背中にかけて盛り上がっている形で、丸っこいフォルムが特徴的。体の色は全体的に黄色っぽくて、横に縞模様が10本程度入っています。

全体的に黄色か緑色のため、「ブルーギル」という名前に違和感を抱く方もいるでしょう。名前の由来は別の項目で解説します。

ブルーギルの釣り時期・生息ポイント

ブルーギルは日本各地の湖や河川で、流れの緩やかな場所に生息しています。特に決まった釣り時期は無く、1年を通して釣ることのできる魚です。強いて言えば春から秋が釣りやすいようです。

ブルーギルは日本の生態系へ悪影響を及ぼすため、特定外来生物に指定されており、各地で駆除が進められています。その代表的な場所は、霞ヶ浦、琵琶湖、深泥池、五稜郭、皇居外苑濠など。

駆除の対象になっているため、リリースせずに持って帰るのが環境のためにはいいですね。

▼外来魚について解説!▼

ブルーギルの餌

雑食性で、水生昆虫、甲殻類、貝類、小魚、魚卵、昆虫、など様々な動物を食べるブルーギル。他の魚の卵まで食べてしまうため、生態系を破壊する犯人の扱いを受けているのです。

餌が不足していて食べられる動物がいないときには、水草をも食べることが報告されています。ブルーギルを餌で釣る場合、ミミズなどの小型のワームが最も食いつきが良いようです。

釣り餌以外に米粒やパン、魚肉ソーセージなど、人間の食べ物にも食いつくので釣りやすい魚でもあります。

ブルーギルの漁獲法

ブルーギルを専門に狙う釣り人はあまり多くはありません。ブラックバスを狙っているときに、外道として釣れることが多い魚です。

好奇心が旺盛なのでルアーへの反応も良く、ブラックバス用のルアーで釣れます。木が覆い被さった場所や人工物の影、水草のある場所などにブルーギルがいることが多いので、釣りで狙いたい人は、このような場所に餌を落としてみましょう。

ブルーギルを釣った後に気を付けたい事

ブルーギルの背ビレには鋭いトゲがあるため、素手で不用意に触ると、刺さって怪我をする恐れがあります。毒は無いのですが、ブルーギルの背ビレに付いている雑菌が傷口に入ってしまうため、治りが遅くなるのだそう。

上述の通り、ブルーギルは特定外来生物に指定されているため、河川への放流は生態系に悪影響を与えるので絶対にやめましょう。

ブルーギルのおいしい旬

日本ではあまり食用とされることが無いため、旬の時期は不明です。

ブルーギルの食べ方

原産地の北米では食べ応えのある大型のブルーギルが釣れるため、フライパンでバター焼きにして食べられています。

一方、日本で獲れるブルーギルは小骨が多かったり内臓の臭みが強かったりするため、あまり食用とはされません。元々は食用に移入されたのに、日本では育ちが悪く食用魚として定着しませんでした。

しかし、一部の地域では近年よく食べられるようになってきています。特に琵琶湖のブルーギルは、「ビワコブナ」として鮒寿司に利用されているのだとか。滋賀県のホームページでも捌き方やレシピが紹介されるなど、ブルーギルをおいしく食べることは駆除の意味でも重要となってきています。

ブルーギルの名前の由来

「ギル」は英語でエラという意味。ブルーギルはエラの色が青なので、「青いエラを持つ魚」という名前が付けられました。日本では時々、ブルーギルを省略して「ギル」と呼ぶこともあります。

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