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ブラウントラウト|スポーツフィッシングや飼育でも人気の外来魚

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ブラウントラウトは、現在日本の一部に定着していますが、ヨーロッパ原産の外来種です。現在では「世界の侵略的外来種ワースト100」にランクインしており、放流や移入には厳しい規制がかかっています。一方で活きの良い泳ぎからスポーツフィッシングで定評があり、渓流釣りでのファンも多いようです。

ブラウントラウトの名前の由来

ブラウントラウトは外来種であるため、英語名の「brown trout(ブラウントラウト)」からそのまま名づけられています。

この名前は、体色が茶色(brown)であることから派生しています。「trout(トラウト)」は陸封型のサケ科の魚の総称のことを表しており、ブラウントラウトは直訳すると「茶色のマス」という意味です。

ブラウントラウトの生息域

ブラウントラウトはイギリスやヨーロッパなどの冷水域に分布する淡水魚です。日本では、北海道、中禅寺湖(栃木県)、芦ノ湖(神奈川県)や黒部川の上流部などの日本のわずか一部に生息しています。

ブラウントラウトの特徴

ブラウントラウト サムネ

ブラウントラウトは、年月をかけて成長をしていきます。3年ほどかけて体長50cmまで成長し、最大で1mにもなる大きな淡水魚です。体形は、サケなどの川魚類に似ていますが、体色は黄色みがかった茶色をしており、体表には鮮やかな赤茶色の斑点を持っています。見た目の華やかさから飼育対象としても人気のある淡水魚です

ブラウントラウトはサケの仲間なのに引きこもり!?

産卵期に川を上ることで有名なサケですが、ブラウントラウトはサケの仲間にも関わらず一生を河川で暮らします。

実はサケ科に分類される魚の多くは一般的なイメージのサケのように、海を回遊して産卵のために川に帰「降海型(こうかいがた)」と、一生を川で過ごす「陸封型(りくふがた)」とよばれる2種類の生活型をもっています。ブラウントラウトは、孵化した後に川に残る選択をした個体のことを指し、海に降りた方の個体は「シートラウト」と呼ばれブラウントラウトはとは別の名前で呼ばれています。シートラウトはブラウントラウトとは異なる外見をしているので、同種だと言われてもピンとこないですよね。

外来種のブラウントラウトが与える影響

ブラウントラウトは、ヨーロッパ原産の外来種であり、米国から輸入されたニジマスやカワマスに混合して日本に導入されました。

ブラウントラウトは個体の数は多くないものの、在来種であるアメマスを上流に追いやったり、サクラマスの稚魚を捕食することから生態系の破壊をすることが懸念されています。そのためIUCNの「世界の侵略的外来種ワースト100」および「日本の侵略的外来種ワースト100」にランクインされており、日本の「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」でも要注意外来生物リストに加わっています。また、北海道や秋田県では天然イワナとの交雑が確認されているようです。

▼外来魚についての記事はこちらから

ブラウントラウトのカレンダー

ブラウントラウトは、スポーツフィッシングでも人気のある魚種ですが、地域によっては禁漁期間が設けられている場合もあるため、釣りを行う場合には事前にしっかりと確認を行うようにしましょう。

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