【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信

魚とぴ(うおとぴ)では釣り、鮮魚、捌き方、料理をめぐる魚に関する情報を発信。

ハゼの仲間の川魚「ドンコ」縄張り意識の強い貪欲な魚

更新日:

ドンコの基本情報

ドンコはハゼの仲間で、海に下らず淡水域で一生を終えます。
寿命が長い魚で、自然下でも5年を超えて生存することができ、飼育下では10年を超えて生存した例があります。

かつて西日本では特によく見かけられる馴染みのある魚でしたが、近年では生息地の開発などのため、生息数が減少してきています。
また、北日本では全く別の魚であるチゴダラ科のチゴダラやエゾイソアイナメを「ドンコ」と呼ぶことがありますが、本項で紹介するのは「ハゼ科」に属する正真正銘のドンコのことです。

ドンコの名前の由来

ドンコは漢字表記では「鈍子(ドンコ)」。動きが鈍いことから派生して「鈍子(ドンコ)」となったのではないかと考えられます。

滋賀では「ドンコ」の他に「コジキマラ」と呼ばれることがあり、その他にも、近畿地方では「ドロボウメ」「ドカン」。
和歌山では「ウシヌスト」、岡山では「ウシンコ」「ウシンコツ」、広島では「ゴッパツ」、高知では「ゴオン」、長崎では「ドンポ」「ガマドンポ」、熊本では「ゴモ」「ドンカッチョ」「ドグラ」、鹿児島では「アナゴモ」など地方によって様々な名前で呼ばれています。

ドンコの特徴・生活史

ドンコの全長は25センチメートルに達する個体が多く、日本に生息する淡水ハゼ類では大型種の部類に分類されます。

ドンコは、他のハゼ類に比べると頭部が大きくて横幅も大きいのが特徴です。

体は上から少し押しつぶされたような形で、縦扁しており、口が大きく、また唇も厚い。
下あごが上あごより前に突き出しており、上下のあごに細かい歯がついています。

胴体は円錐形に近い形をしており、胸ビレは扇形であり、大きく成長します。腹ビレは二つに分かれています。/p>

ドンコの生態・住んでいる場所

ドンコは河川や湖、池沼、水田、用水路などの流れが緩やかで底が砂礫になっている場所に多く生息します。
淡水域で一生を過ごす、「純淡水魚」であり新潟県、富山県、岐阜県、愛知県より西の本州、四国、九州に分布しています。

ドンコは群れを作らず、単独で生活し、なおかつ縄張りを形成する魚です。
夜行性なので夜は活発になるが、昼間は岩石、流木、水草の下等に潜んでじっとしています。

ドンコの繁殖期は4月から7月です。
オスは石や流木の下を掘って巣を作り、そこにメスを誘います。
巣が気に入ったメスは巣の天井に黄色い卵を産み、卵が孵化するまでオスは胸ビレで新鮮な水を卵に送って酸素を供給し卵を守ります。
なお、これらの行動をする際にオスがグーグーという音を発する「鳴く」行動が観察されているようです。

ドンコは動物食性で、主に魚類、水生昆虫、甲殻類などの小動物を餌としています。
自分より小さい動物は何でも捕食する貪欲な魚です。
時々自分と同じくらいの大きさの動物であっても、襲いかかって口に入れてしまうこともあるようです。

ドンコの旬と釣り時期

ドンコは活動が盛んになる繁殖期と同じ春から初夏にかけてが旬と云われています。
通年を通して漁獲することはできますが、旬の時期に釣るのがおすすめです。

一般的に食用として流通しないため、ドンコを狙った漁は行われていなません。
川などで釣りをする場合、ミミズやカゲロウなどを餌にして釣ることができるようです。

ドンコの食材情報

一般的にドンコは食用とされていませんが、一部の地域では食べられています。
白身で美味とされていますが、体内に寄生虫がいる可能性があるため、生食は避けた方が良いと考えられます。

ややこしいですが、主に北日本で食される「ドンコ料理」や「ドンコ鍋」は本項で紹介している「ドンコ」ではなく「エゾアイナメ」という別種の魚を使った料理です。

ドンコの美味しい食べ方

ドンコの鱗は薄くて軟らかく、骨も細くて軟らかいため、丸ごと食べることができる魚です。
小ぶりなドンコであれば、素揚げにして食べると美味。

ドンコのレシピ

唐揚げ、塩焼き、にして食べると美味。

-魚・食材図鑑
-

Copyright© 【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信 , 2019 All Rights Reserved.