【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信

魚とぴ(うおとぴ)では釣り、鮮魚、捌き方、料理をめぐる魚に関する情報を発信。

笛を吹いているような口が名前の由来!「フエフキダイ」の特徴や生態!

更新日:

フエフキダイの分類と学名

フエフキダイはスズキ目フエフキダイ科に属する魚です。

その他スズキ目フエフキダイ科に属する魚

コケノコギリ。ノコギリダイ。アマクチビやアマフエフキ、ハマフエフキ、マトフエフキなどのフエフキダイ屬、サザナミダイやシロダイなどのメイチダイ屬、ヨコシマクロダイなど。

似た魚の見分け方

よく似た種にハマフエフキがいますが、フエフキダイは背ビレの棘条部中央下の側線上方横列鱗数が5枚なのに対し、ハマフエフキは6枚であることから見分けることが可能です。

その他にもイソフエフキやキツネフエフキとも混同されます。イソフエフキは胸ビレの内側に鱗があることや体高がフエフキダイと比較して低い事、キツネフエフキはフエフキダイよりもキツネのように口が突き出しているため見分けることができます。

フエフキダイ属の中にはシガテラ毒を持つため、それぞれ見分けられるようになることは非常に重要です。

▼シガテラ毒に関連する記事はこちら▼

フエフキダイの特徴

口笛を吹くように、口先を突き出したような独特の顔つきが最大の特徴で、稚魚期の一時期を除いて、主鰓蓋骨よりも前の部分にはウロコが一切ありません。

体型は強く側扁し、体高が非常に高い魚です。眼隔(がんかく:目と目の間のこと)域は平たいか、またはわずかに膨出しています。唇は鮮やかな朱色で、両アゴ前部には2対の犬歯があります。

群れで行動することは少なく、単独で行動する種が多いようです。

産卵期は5~6月であるとされ、この時期にフエフキダイは雌性先熟により、オスからメスへ性転換を行うことで知られています。体長は最大で50センチメートルほどまで成長します。同じ科の魚に昼と夜で体色が変化する種がいるなど、謎が多い魚です。

フエフキダイの釣り時期・生息ポイント

新潟県~鹿児島県西部の日本海・東シナ海沿岸、男女群島、三浦半島~九州南岸の太平洋沿岸、小笠原諸島、瀬戸内海、屋久島、琉球列島。済州島、台湾、福建省、香港、東沙諸島、西沙諸島など幅広く生息します。

岩礁域に主に生息し、年中釣ることができますが、特に水温の高い5月~11月にはよく見られるようになります。また日中は沖、夜間は沿岸と生息域が異なるため、夜間であれば堤防などから投げ釣りを行うことが可能です。

フエフキダイの餌

餌肉食性で小魚や甲殻類などを捕食します。

フエフキダイの漁獲法

フエフキダイの釣法で主流なのはぶっ込み釣り。
ぶっ込み釣りはウキなどを用いず、ハリとオモリがついた簡単な仕掛けで魚がかかるのを待つ釣法です。

投げて待っておく動作を「ぶっこむ」と呼ぶためこの名がつけられています。

フエフキダイのぶっ込み釣りの際には大型の個体が釣れることも多いため、しっかりとした竿を選ぶようにしましょう。
引きが非常に強いく、釣りの対象魚として非常に人気です。

また先ほども説明したように夜釣りがおすすめですが、フエフキダイは警戒心が強いので海面はライトで照らさないようにしましょう。

主な漁獲法は定置網で、特に西日本の暖かい海域で取れるようです。長崎県、熊本県、鹿児島県が主な産地です。

フエフキダイを釣った後に気をつけたい事

フエフキダイのは背ビレのトゲが非常に鋭いため、釣りあげた後は背ビレに触れないように注意が必要です。

また本種ではありませんが、同じフエフキダイ科であるヨコシマクロダイ・キツネフエフキは生息域によってシガテラ毒を有するので注意が必要です。

フエフキダイのおいしい旬

おいしい旬おいしい旬は夏だとされていますが、明確な時期はわかっていません。

フエフキダイの食べ方

フエフキダイの身は透明感のある白身で甘みが強く大変美味であることで知られており、カルパッチョや刺身といった生食で十分に堪能することができます。

特に柑橘類を絞るとフエフキダイの甘みが存分に引き立ち、相性抜群です。
またバター焼きやムニエル、唐揚げにしてもおいしいです。骨やあらからいい出汁が出るので、お吸い物にしても大変美味です。

フエフキダイの名前の由来

口が笛を吹いているかのように突き出していることから「フエフキダイ」と名付けられました。
別名は「クチビ」「キツネイチ」「クチナジ」「クチミチャー」「シヨナクチ」などがあります。やはりその特徴的な口に由来する別名が多いようです。

英語名は「Adjutant」です。

-魚・食材図鑑

Copyright© 【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信 , 2019 All Rights Reserved.