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【へダイ(平鯛)】真鯛に匹敵する美味しさ!特徴や見分け方、レシピを紹介

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ヘダイ

日本で確認できる13種の鯛の中の1種がへダイ。同じ鯛科に属する魚でも生態や特徴は若干異なります。鯛科の魚の生態の違いを探してみるのも面白そう!

ヘダイはある生態が理由で大きさでおおよその性別の判断が可能な魚です。メスかオスか見極めるポイントは?ヒントは歳を取ると、、、記事の中から答えを探してみよう!

ヘダイの名前の由来

ヘダイは平たい体から「平鯛(ひらだい)」と表記します。それから派生して「ヘダイ」と呼ばれていることや、口の形がまるでひらがなのへの字に見えることからヘダイと呼ばれているなど名前の由来に関しては諸説あります。

ヘダイの英語名は?

ヘダイは英語名でgoldlined sea-bream(金色の線をもつ鯛)と呼ばれています。オーストラリアにも生息しており、現地では「silver sea-bream(銀鯛)」とも呼ばれているようです。

日本には生息していないのですが、ヘダイの仲間で「ヨーロッパヘダイ」という魚もいます。ちなみにヨーロッパヘダイの英語名は「Gilt-head bream(メッキ頭の鯛)」。ヨーロッパでは人気の食材のようです。

ヘダイの生息域

ヘダイ生息域

ヘダイは暖かい水温を好む魚で、アフリカ東部やオーストラリアの沿岸部のインド洋と西太平洋の熱帯、温帯域に広く分布。日本では中部以南から九州地方、沖縄までの沿岸部に生息しています。

波が穏やかな内湾から沖合までの岩礁域を好み、クロダイよりも沖合に生息していることが多いようです。

ヘダイの特徴と生態

ヘダイの全長は、おおよそ35~40cmほどで、大きいものでも50cmほどのタイ科の中では若干小さめの魚です。

ヘダイは一見、他のタイ科の魚と同じ体系をしているように見えますが、体高があり、他の魚に比べて額から背にかけてのカーブがきつめ。口元も丸く「への字」になっているので他のタイ科の魚よりぶっきらぼうで面長な印象になっています。

体色は銀色をしており、体表には黄色の斑点が鱗に沿って何本も並んだような横じま模様があり、胸ビレと尻ビレが少し黄色がかっています。特に幼魚のヘダイはヒレの黄色がハッキリしています。

キビレ(キチヌ)とヘダイの見分け方

キビレ(キチヌ)とヘダイは、体やヒレの配色が似ているため混合されがちですが、それぞれの特徴のポイントを押さえれば、しっかりと見分けることができます。

キチヌとヘダイの見分け方

特徴 キビレ(キチヌ) ヘダイ
額、体型 体高はそれほどない。額から背にかけてのカーブがゆるやか 背びれの付け根の体高があり、額から背にかけてのカーブがきつい
横顔は角ばっており、目と額の距離が近い 横顔が半弧を描くように丸い。目と額の距離が離れている。「へ」の字口
模様 体の側面にうっすらと黒い太めの縦じまが数本現れる 体の側面にうっすらと黄色の細い横じまが数本現れる

成長過程で性転換をする魚!

性転換

タイ科の魚の特徴のひとつとして挙げられるのが、成長の過程で性転換をすること。ヘダイも他のタイの仲間と同じように性転換を行います。

性転換と言ってもコロコロと性別を変えられるという訳ではありません。ヘダイの場合はオスとして生まれ、幼魚期から体調10~15cmになるまでの期間に「精巣」が発達し、その後の成長に伴い「卵巣」が発達してメスになるという雄性成熟(ゆうせいせいじゅく)という性質を持ち合わせています。

全ての個体が必ずしもメスになるという訳ではなく、雄性ホルモンが足りない個体に関しては一生オスのままということも。この性質に個体差や地域差もあるようで、アジア圏内に生息するヘダイは雄性成熟のものが多いようですが、オーストラリアでは雌雄異体(個体ごとに別の性別を持つ)のヘダイも確認されているようです。

引用元:https://www.fishbase.se/summary/5368

豆知識!

「雄性成熟」はタイ科クロダイ属に多く見られる特徴です。

ヘダイの釣り

ヘダイは砂浜や磯から狙うことが可能で、ウキ釣りや投げ釣りで釣ることができます。

一年を通して狙える魚なのですが、関東以北に生息するヘダイの数は少ないため、ヘダイを狙うのなら西日本がいいでしょう。さらに、冬になるとやや深場へと移動してしまうので、春から秋にかけた季節が釣りに適した時期と言われています。クロダイと同じ餌やロッドで釣ることが可能です。

ヘダイはエビや貝、ゴカイを好んで食べるので、餌は好みに沿ってオキアミやイソメなどを用意するといいでしょう。

ウキフカセ釣り

ウキ釣り

道具は5mほどの磯竿に小型から中型のスピニングリール、道糸はナイロンの2号程度のもの、針はチヌの2号ぐらいで釣ることが可能です。

投げ釣り

投げ釣り

投げ釣りは5mほどの投げ竿、中型から大型のスピニングリール、道糸はナイロンの3号ぐらいの汎用性のあるものがおすすめです。

カカリ釣り

カカリ釣りとは、ポイントに船を止め、1.5m程度の短い竿(カカリ竿)と餌となる「ダンゴ」を使って狙う釣り方です。投入したダンゴや割れたダンゴから出る浮遊物で魚をおびき寄せ、針先につけたエビなどの餌を食わせます。

チヌ釣りの定番のコーンなどでも釣れると思いがちですが、ヘダイはエビや貝などを好んで食べているためオキアミや小エビを付けたほうが無難です。

ヘダイの美味しい食べ方とレシピ

クロダイに似ている見た目をしているので「ヘダイも臭いのではないか?まずいのではないか?」と思われがちですが、ヘダイはクロダイより沖合に生息しているため、クロダイの匂いの原因となる藻や貝を摂食していません。よってクロダイのような独特の臭いはせず、美味しくいただける魚だと言えます。

ヘダイはマダイにも劣らない味とされ、透明感のある白身はマダイと同じように食べることができます。和洋折衷どんな調理法にも合うため、海外でも愛されている魚なのです。

調理の前にケガに注意!

多くのタイ科の魚は、硬いヒレと鋭い棘を持っており、ヘダイも例外ではありません。調理の際はヒレや棘でケガをしないように十分に注意をしてください。毒性はありませんが、慣れていない方はハサミで予めヒレや棘を切ってから調理するのがおすすめです。

タイ科の魚の口の中には、タイノエという虫がいることがまれにあります。初めて見るのならビックリするかもしれませんが、彼らは魚と共存している生き物です。食べても人体に影響はありませんので調理前にしっかり確認して取り除きましょう。

▼タイノエやその他寄生虫についてはこちらから▼

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