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フランスでは高級食材!?髭の生えた珍魚「ヒメジ」の生態や特徴を紹介!

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鮮やかな赤い斑紋とアゴに黄色のヒゲを持つヒメジはあまり日本では市場に出回ることはありません。しかし、フランスなどのヨーロッパではフレンチ料理に欠かせない高級食材としてムニエルの代表魚とされています。美味しい魚なのでムニエルや天ぷらなどで食されることが多いです。

ヒメジの特徴

ヒメジはスズキ目ヒメジ科に分類される全長20センチメートルの小型の海水魚です。細長い体を持ち、左右にやや側偏しています。全体的に淡い赤色の体色で、お腹は白色となっています。

個体によっては赤い斑点や赤色の帯状模様を持っています。顎には2本の鮮やかな黄色の長いヒゲを持っており、このヒゲを使って砂の中に潜んだ餌を探します。このヒゲ、ただの触手のようなものではなく、なんと味覚を感じることができるヒゲなんですよ。

産地では小型ながら美味しい魚として消費されていますが、都市部では流通量が少なく知名度も低いようです。ヒメジ科の魚は日本ではあまり重要視されていませんが、フランスでは高級魚として扱われています。

その鮮やかな赤い色合いからルージェと呼ばれ、中型から大型のヒメジ科の魚はムニエルなどの料理と相性が良いことから重宝されているようです。

ヒメジの釣り時期・生息ポイント

中国や朝鮮半島に面する東シナ海を中心とした、東アジア沿岸の浅い海に生息しています。日本では北海道の南部から九州までの広い範囲でその姿を見ることが可能となっています。

ごく浅い水深数メートルのところから水深100メートルの砂底で暮らしており、海底から離れないようにして泳いでします。産卵期は夏で、浅場で産卵をして冬になるとまた深場に戻っていきます。

海水浴場などの遠浅の砂地を好むので、産まれた稚魚が見られることもあるそうですよ。釣り時期は比較的浅場にいる春から秋にかけてと言われています。

ヒメジの餌

ヒメジはその独特な顎ヒゲで砂の中にいる小型の甲殻類などを主に捕食しています。釣りの際は、オキアミなどの小型のエビやゴカイなどが使用されています。

ヒメジの漁獲法

ヒメジは遠浅の砂地を好むので、防波堤や海水浴場などから狙うことが可能です。もちろん、船からも狙うことが出来ますよ。キスを狙っている際に一緒に釣れることが多いようで、キス釣りの胴付き仕掛けがそのまま流用できるようです。

他にも投げ釣りや、エビ型のルアーを使用したルアー釣りでも狙うことが可能となっています。ルアーを使用する際は、ヒメジのサイズに合った小さめのルアーを使用してくださいね。ヒメジは冬場になると深いところに移動してしまうので、飛距離の出せる装備を整えると釣りやすくなりますよ。

ヒメジを釣った後に気を付けたい事

ヒメジは小さい魚ですが、もちろん寄生虫がいます。釣ったものを調理する場合は、しっかりと確認して取り除くようにしましょう。

ヒメジのおいしい旬

ヒメジの旬は冬だと言われています。釣りやすい時期が岸辺に寄ってくる夏で、冬は深場に移動するので釣るのが難しくなってしまいます。

ヒメジの食べ方

上品で透明感のある白身は熱を加えても身が硬くなりにくく、様々な料理で楽しむことが出来ます。新鮮なものはやはり刺身でいただきたいところですね。

程よい甘さを楽しむことが出来ますよ。最近では天ぷらのタネとしても認識されてきているようで、天ぷらにすると独特の風味が広がり非常に美味しいようです。

ヒメジはとても小骨が多い魚なので、調理の際は念入りに処理をしてくださいね。そんな小骨を気にしなくていいのが丸ごと油で揚げた唐揚げです。じっくりと2度揚げをすればカリカリした食感を存分に味わえます。

ヒメジの名前の由来

ヒメジの名前の由来は細く小さな体型と、鮮やかな赤い色がお姫様が着ている着物を連想するとして、姫の魚と書いてヒメジと呼ばれるようになったと言われています。

全国的に漁獲される魚なので地方名も多いのですが、富山県でのオキノジョロウや和歌山県でのヒメジャコなど、女性的な外見に由来するものも少なくありません。他にもその鮮やかな赤色に由来する三重県のアカイオや山口県のベニサシなどがあり、華やかな魚であると認識されているようです。

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