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サラシに潜む荒磯の王者!「ヒラスズキ」

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ヒラスズキの特徴

日本に生息しているスズキは3種類確認されており、外来種であるタイリクスズキ、穏やかな海域を好むマルスズキ、そして波の荒い磯を好むとされるヒラスズキとされています。

ヒラスズキはその名の通り、スズキ目スズキ科に属しており、体色は銀色で基本的にはマルスズキと似たような姿をしています。マルスズキと比べると体高が高く、体も平たくなっており、頭に対して目が大きいのが特徴です。

尾の付け根の部分が太く短くなっており、マルスズキと並べてみると違いがよく分かるようになっています。また、ヒレとエラに鋭い棘を持っています。大きいものだと全長は1メートルを超えることがあり、寿命は約10年程と言われています。

流通量の少なさから、マルスズキよりも高級魚とされており、市場では中々お目にかかることが少ないようです。

ヒラスズキの釣り時期・生息ポイント

茨城県以南から九州地方まで日本の広い範囲に生息しており、沖縄でもその姿が確認されています。国外では朝鮮半島にも生息しています。

マルスズキに比べると温暖な海域を好むとされており、南に行くほど多く釣れるそうです。岩礁地帯を好み荒磯でよく出会えるとされており、普通の釣りでは悪条件とされる雨の日や海が荒れている日などによく釣れると言われています。

1年を通して釣れる魚ですが、特に産卵前後である春と秋の時期が釣りのシーズンと言われています。

ヒラスズキの餌

主に小魚を始め、ゴカイなどの多毛類や甲殻類を捕食しています。釣りの際はルアーが使われるのが一般的ですが、アジなどの活餌を使用した泳がせ釣りでも狙うことができますよ。

ヒラスズキの漁獲法

ヒラスズキは波が高い、外洋に面した磯で狙うのが一般的です。岩礁に波が打ち、白泡が広がる「サラシ」と呼ばれる場所の下にヒラスズキは潜んでいるので、「サラシ」の下を狙って竿を振りましょう。

ヒラスズキを狙う際の装備は、マルスズキよりもパワーがあるものを選ぶと良いです。ヒラスズキの方が引きが強く、サイズも大きいので頑丈なものを用意してください。ヒラスズキ専用の釣具も販売されています。

足場が悪い磯場での釣りとなる為、ロッドは長いものを使うと安定します。そしてなによりも気を付けてほしいことが安全対策です。荒磯を好むヒラスズキを釣るには危険な磯へと入ることになるので、安全に釣りが出来るようにしっかりと装備を整えてくださいね。

磯向けのスパイクシューズやライフジャケットはもちろんのこと、グローブやヘルメットなども用意して万全の状態で釣りに臨みましょう。

ヒラスズキを釣った後に気を付けたい事

釣り上げた魚はやはり寄生虫の危険が付きまとう為、自分で捌いて食べる場合は、しっかりと目視で確認して調理しましょう。

ヒラスズキは目立った歯などはありませんが、ヒレとエラには棘があるので、手を切ったりしないように触る際は注意してくださいね。

ヒラスズキのおいしい旬

旬は冬の時期と言われており、夏の時期を旬とするマルスズキとは反対なのが面白いですね。

ヒラスズキの食べ方

ヒラスズキの身は透明感がある白身で、見た目にも美しく楽しませてくれます。マルスズキとは違った身色をしており、少しピンクがかった色合いはマダイやイサキを彷彿させます。

また、マルスズキにある独特の臭みがヒラスズキにはないので、とても食べやすいとされています。淡白な味わいながらしかりと旨味を感じられ、どんな料理にも合います。焼き魚、特に塩焼きにするとふっくらした身と素朴な味わいで、ヒラスズキそのものの味わいを存分に楽しむことが出来ますよ。

ヒラスズキの名前の由来

ヒラスズキはマルスズキと比べて体高が高く、体が左右に強く扁平していることから平たいスズキということでヒラスズキと名付けられました。英名では「Blackfin seabass」と呼ばれているようです。

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