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ヒレコダイ|アンテナのような背ビレが目印!南日本に棲む小さな鯛

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ヒレコダイ イラスト

ヒレコダイはピンと長く伸びた2本の背ビレが特徴的な魚です。見た目がチダイとよく似ていることから混同されることもしばしばあります。タイ科の魚らしく身にはしっかりと風味と上品な旨味があり、昔はマダイの代わりとして使用されていたこともありました。

ヒレコダイの名前の由来

ヒレコダイの名前の由来は他のタイとは違う見た目から来ています。2本だけ飛び出た背ビレに注目して「ヒレコダイ」と名付けたと伝えられています。

ヒレコダイの地方名

姿が似ていることから近縁種であるチダイと混同されることが多く、チダイの地方名である「チコダイ」や「チコ」と呼ばれたり、そのまま一まとめに「チダイ」と呼ばれることがあります。

また、大阪では「エビスダイ」の名前で呼ばれることもありますが、「エビスダイ」という和名の別の魚が存在しているので混同しないようにしてくださいね。

ヒレコダイの英語名

「Threadfin porgy」。「thread」は縫い糸のことを表わしており、「Threadfin」とは縫い糸のような背ビレといった意味になります。「porgy」は食用鯛のことで、同じく鯛を意味する英語として「seabream」もあります。「porgy」は主にニューヨークのなどの東海岸で使われています。

ヒレコダイの生息域

ヒレコダイは暖かい海域を好む南方系の種で東シナ海南部に主に生息しており、台湾やベトナムなどに分布し日本では南日本で確認されています。沖合の海底付近を遊泳する種なので、底引き網で漁獲されることが多いです。

ヒレコダイの特徴

ヒレコダイは見た目が近縁種であるチダイとよく似ており、水揚げされたものを一見しただけだと混同してしまうほどです。左右に扁平した体に赤味を帯びた体色は、私たちがイメージするタイそのもので、他のタイの仲間との違いは分かりづらいですよね。

しかし、ヒレコダイの背ビレを伸ばしてあげると本種の特徴がよく分かります。背ビレの3番目と4番目の2本の棘が非常に長く伸びて発達しており、アンテナのようになっていることが確認できます。この長く伸びた2本の背ビレは名前の由来にもなっており、ヒレコダイ最大の特徴と言えるでしょう。また、タイの中では小さめのサイズであまり大きくならず、おおよそ30センチメートル前後の個体が多いです。

かつては日本でも大量に水揚げされて、チダイなどと一緒に小鯛として食卓に並んでいたと言われています。しかし現在では鮮魚として入荷されることは珍しいようで、水産市場で見かけることもあまりありません。

ヒレコダイの産卵期と旬

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ヒレコダイのおすすめレシピ

小さくてもタイはタイということで、小鯛と言われる小さめなサイズのヒレコダイですが、食べればしっかりとタイ科の味わいを楽しむことができます。タイの王様であるマダイに比べたら些か劣るかもしれませんが、上質な白身はうっすらと赤く見た目にも美しいです。

皮には甘みがあるので刺身にする場合は、霜皮造りにすると美味ですよ。塩焼きにすれば皮目のタイ特有の独特な香ばしい風味も楽しむことができます。他にも煮つけやフライ、酒蒸しや汁物など、様々な調理方法にしていただけますよ。

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