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マグロじゃない!高速で泳ぐ磯のダンプカー「イソマグロ」

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イソマグロの特徴

「マグロ」という単語が入ってはいるのですが、イソマグロはマグロの仲間ではありません。

体型はマグロよりも細長く、尖った歯を持っていて、どちらかというとマグロよりもカツオに似た見た目をしています。

高速で泳ぎ続けることで酸素を体に取り込むため、マグロやカツオと同様に、止まると死んでしまう魚でもあるのだそう。

体長は1〜2メートルで、人間と同じくらいの大きさの魚です。体長2メートル超え、重量80キログラムの巨大な個体もいるのだとか!

海岸から近い場所に生息している大型魚で、近くで見ると迫力があるため、スキューバーダイビングで観察魚としても人気。

また、泳ぐスピードが速くて引きも激しいので、エキサイティングな釣りを楽しめるとして人気の魚です。

イソマグロの釣り時期・生息ポイント

海岸の近くに生息している魚で、国内では南日本や南西諸島の島の周りやサンゴ礁付近で見かけることができます。

世界的にはインド洋や西太平洋で広く見られる魚です。

大型の回遊魚なので、ボートに乗ってオフショアでの釣りを楽しむことができますね!

イソマグロは1年を通して釣れる魚ですが、釣りに適したベストシーズンは5〜10月。水温が温かくなってくる頃に釣りが盛況となります。

イソマグロの餌

イソマグロは肉食魚で、ムロアジやタカサゴ、イカ等を捕食しています。釣りの餌にも味の切り身や生きた味などの魚がつかわれるのだとか。

イソマグロとマグロは別種であることは前述のとおりですが、好む餌はほぼ同じです。

また、イソマグロはルアーでも釣ることができる魚です。

イソマグロの漁獲法

「磯のダンプカー」とも呼ばれるほど、体が大きく引きが激しいイソマグロ。

重量80キログラムを超えることもある巨大な魚なので、大きくて力が強い魚にも耐えられる釣りの準備をしておきましょう。ルアーキャスティングやジギングで釣ることが多いようです。

イソマグロは群れで回遊していることが多いのですが、2メートル超の大物は小さな群れにいるか、単独行動していることも。

大物とファイトするエキサイティングな釣りを求めるなら小さな群れ、数多く釣りたいなら大きな群れを狙うと良いでしょう。

また、沖永良部島では追い込み漁で水揚げされることもあるそうです。

イソマグロを釣った後に気を付けたい事

イソマグロは、大型になるほど体内にシガテラ毒を溜め込んでいる可能性が高くなるので、気をつけなければなりません。

シガテラ毒とは、海藻に含まれる毒の1種です。

海藻を食べる貝類、貝類を食べる小さい魚、と食物連鎖によって毒が移り、大型のイソマグロに蓄積されてしまうのです。シガテラ毒は加熱しても分解せず、また魚の煮汁にも溶け出す神経毒で、大変危険です。そのため大型のイソマグロは食べない方が良いと考えられています。

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イソマグロのおいしい旬

イソマグロが美味しい旬は、あまりよく分かっていません。

イソマグロの食べ方

イソマグロという名前のため、マグロのような味や触感をイメージする人が多いでしょう。

しかしそのイメージとは異なり、イソマグロの身は脂が少なくあっさりとしており、クセのない淡白な味わいが特徴です。色も中トロのような赤ではなく、白っぽい色をしています。

新鮮な身は刺身にして食べても良いですが、味が薄いので、加熱調理の方が美味しく食べられる、とのこと。

唐揚げ、竜田揚げ、フライ、塩焼きといったシンプルな調理方法で少し味を足すと、イソマグロを美味しく食べることができます。

イソマグロの名前の由来

海岸の近くに生息しているため、「磯の周りにいるマグロ」という意味で「イソマグロ」と名付けられた、と考えられています。

生息分布や見た目、食性がマグロに似ていることから、マグロに例えられたのだとか。

その他にも呼び名があり、伊豆では「イソンボ」「イソゴッポウ」、沖縄では「トカキン」、奄美地方では「タカキン」などと呼ばれています。

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