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絶滅危惧種に指定!国内最大の淡水魚「イトウ」

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イトウの特徴

サケ目サケ科に属するイトウは日本国内では最も大きく成長する淡水魚で、その巨体から数々の地方の伝説の元となったと考えられています。淡水魚でありながら体長は1メートルを優に超え、大きいものでは1.5メートルにもなります。記録されている最大のものでは2.1メートルのイトウが捕獲されてたこともあるそうですよ。

細長い円筒形の体に大きな口と鋭い歯を備え、背中はやや青みがかった褐色をしており、お腹は白色で背中と側面には小さな黒色の斑点が無数にあります。

イトウは淡水魚ですが、他のサケ科の魚に見られるような海に降りる習性を持っています。しかし、この習性もまだ分かっていないことが多く、海に降りない個体もいるなど解明されていない謎が多く残っています。

寿命が長い魚で15年ほどは生きるとされており、成長も寿命に伴い非常にゆっくりと大きくなっていくようです。生息環境の悪化や、前述の成長が遅いこと、人間による乱獲などから個体数が減少しており絶滅危惧種に指定されています。

養殖も行われていますが、個体数の増加は厳しい現状だとされています。釣り人からも人気が高く、希少性の高さから幻の魚として扱われていますが、絶滅危惧種ということもあり基本的にはキャッチ&リリースが推奨されています。

イトウの釣り時期・生息ポイント

北海道の一部の川や湖に生息しており、樺太島にも生息しているようです。河川にいる個体は基本的に流れの緩やかな中流から下流域に生息していますが、産卵の時期である春になると上流に向かい産卵すると言われています。

海に下るものも存在し、海まで出ずに汽水域に留まる個体も確認されています。釣りのシーズンは5月から10月ぐらいまでと言われていますが、産卵期の個体を釣り上げるとリリースするとしてもストレスがかかってしまう為、初夏を待ってから釣りをすると良いでしょう。

イトウの餌

小さいうちは水生昆虫などを主に食べていますが、成長するにつれて他の魚を狙うようになり、成魚となるころにはほとんどが魚食性となるようです。

大型の個体はカエルやヘビ、時には小さな鳥までも食べることがあり、クマを飲み込んだという伝説もあるほどです。

イトウの漁獲法

イトウは主にルアーフィッシングやフライフィッシングで狙われるようです。ルアーフィッシングの場合はシーバスロッドやトラウトロッドが使え、リールは中型のスピニングリールで大丈夫です。イトウは小動物も捕食するので、カエルやネズミ型のルアーも使うことが出来ますよ。フライフィッシングでは、10番以上のダブルハンドのフライロッドが良いとされており、フライ自体はストリーマー系がおすすめだそうです。

イトウを釣った後に気を付けたい事

イトウはとても希少な魚で絶滅危惧種にも指定されています。イトウの釣りに制限などは定められてはいませんが、自然と魚を守るためにも釣り上げたイトウは出来るだけキャッチ&リリースを心掛けてあげてください。

戻してあげる際はイトウが弱ってしまわないように丁寧に取扱い、長時間の撮影なども控えてあげてくださいね。

イトウのおいしい旬

イトウの旬は夏から秋にかけてと言われています。また、養殖も行われており、養殖のイトウの旬は脂が乗る冬の時期だそうですよ。

イトウの食べ方

釣り上げたイトウは基本的には逃がしてあげると良いですが、養殖も行われているので食べることも出来ます。イトウはサケ科ですが、あまりサケのような味はしないそうです。

フライはサケ科に一番合う料理と言われる通り、イトウもフライにすると美味しくいただけます。

淡白な味わいの白身は他にも刺身やムニエルにしても美味しいようです。

イトウの名前の由来

イトウの名前の由来として、まるで糸のように細長い魚であることからこの名前が付けられたと考えらています。

普段の姿は糸のようには全く見えませんが、産卵直後は痩せ細ってしまうので、この姿が語源の元となったと言われています。

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