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手のひらサイズの「クサフグ」特徴や生態に迫る!

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全長15センチメートルほどの手の平にちょこんと乗せられるサイズが非常に可愛らしいクサフグ。その見た目から人気が高いですが、釣り人からは餌を横取りする外道として嫌われることも。フグ毒であるテトロドトキシンを持つので、食べる際には注意が必要です。

クサフグの特徴

フグ目フグ科に属するクサフグは全長15センチメートルほどの大きさの小型のフグです。大きいものでも25センチメートルほどしかなく、大抵の個体が手の平に丁度収まる可愛らしいサイズをしています。

体色は背中側が黒っぽい濃い緑色をしており、お腹側は真っ白です。背中には白い斑点模様が入っており、胸ビレと背ビレの付け根にも黒い斑点が入っています。背中とお腹に小さな棘が無数に生えていますが、小さい魚ということもあり、余程強く触らなければあまり痛くはありません。フグ科の特徴として危険に迫られたりすると、体を膨らませて身を守ろうとする習性があります。

また、フグ科なので猛毒で有名なテトロドトキシンを体内に持っています。テトロドトキシンは毒性の強さから死に至ることもあり、フグの仲間は調理に免許が必要になっています。

クサフグも例外ではないので、食べる場合は注意をしてください。釣り人には毒を持っていること、他の魚を狙っているのに餌を奪っていったり、仕掛けそのものを噛み千切って壊してしまうことから外道として嫌われることが多いようです。

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クサフグの釣り時期・生息ポイント

日本全国のほとんどの沿岸に生息しており、国外では中国や朝鮮半島にも生息しています。水深50メートルよりも浅い場所に住む海水魚で、磯や砂地で生活しており、身の危険を感じると砂に潜ってやり過ごそうとします。

海水魚ですが、汽水域や稀に淡水にも現れることがあり、これは体についた寄生虫を真水である淡水で落とす為ではないかと考えられています。

産卵期である5月から8月頃になると、新月と満月の日に群れを成して岸辺に押し寄せて産卵をします。メスが産卵した上に、オスが一斉に放精をするのですが、かなりの群れで産卵をする為、放精によって波打ち際が白く濁るほどにもなります。

また、この産卵は1時間ほど続くとされており、釣り人や水産関係者にはとても有名な光景なんだそうですよ。釣りのシーズンは特には無く、1年を通して狙うことが出来るようです。

クサフグの餌

ゴカイなどの多毛類から貝類、小型の甲殻類まで色々なものを食べます。釣りの際は、サイズの合ったものならばほとんどの釣り餌で釣ることが可能です。

クサフグの漁獲法

クサフグは釣りの対象として人気はなく、狙って釣られることはほとんどありません。むしろ他の魚を狙っているのにクサフグばかりがどんどん釣れてしまって釣り人にとっては憎い存在だったりもします。

堤防や磯釣りでアジなどの他の魚を狙っていれば自然とクサフグもかかってくることが多いです。針のサイズを合わせれば、サビキ釣りやルアー釣りなどの様々な方法で釣ることが出来ますよ。

クサフグを釣った後に気を付けたい事

最悪の場合死に至る危険性のある強力な毒でるテトロドトキシンを持つので、免許を持っていない場合は自分で捌いて食べようとはしないでください。

クサフグは内臓だけでなく、筋肉にも弱い毒を持っています。テトロドトキシンは熱を加えても分解されず、解毒剤も開発されていません。一番の対処法は食べないことですが、どうしても食べてみたいのであれば、フグの調理免許を持っている方に依頼して捌いてもらいましょう。

クサフグのおいしい旬

毒があるのでほとんど食べられる魚ではありませんが、旬は冬だと言われています。

クサフグの食べ方

クサフグは筋肉にも毒を持ちますが、筋肉にある毒は弱い為、少ない量であれば一応は食べられるとされています。身は透明感があり、淡白で美味しいとされていますが、小さいので可食部も少ないです。

もし食べようとする場合は、必ず免許を持った専門家に調理してもらうようにしてくださいね。

クサフグの名前の由来

クサフグの名前の由来は背中の色が暗い緑色をしている為だと言われています。臆病で砂によく潜ることから、スナフグと呼ばれることもあるようですよ。

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