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大きいシシャモのような「キュウリウオ」きゅうりの匂いがするって本当?

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キュウリウオの特徴

キュウリウオは銀色で同じキュウリウオ科のシシャモによく似ており、シシャモをそのまま拡大したような魚です。その体長は、なんと約20センチメートル!最大だと30センチメートルにも届くのだそう。

大きさは違えど、あまりに見た目が似ているので、小さいキュウリウオはシシャモとして販売されてしまうこともあるのだとか…。

キュウリウオは、同じ科の魚の中でも特にキュウリのような青臭いにおいが強いのが特徴的。

同じ科でスイカのようなにおいがするアユと比べても、かなりクセが強い方です。そのため、好き嫌いがハッキリ分かれる魚、としても知られています。

キュウリウオの釣り時期・生息ポイント

キュウリウオが釣れるのは8〜3月で、中でもベストシーズンは12〜2月の冬の時期。

日本では北海道の太平洋岸、オホーツク海の沿岸に分布しています。海外でも、日本海北部、オホーツク海、カムチャッカ、アラスカ、カナダの北太平洋沿岸、といった水が冷たい海域に生息しています。

キュウリウオは、このような海域の沿岸を群れで回遊しているのです。国内の釣り場なら、北海道各地の港や岸壁がおすすめ。群れで行動している魚なので、運が良ければ大漁もあり得るかもしれませんね。

キュウリウオの餌

キュウリウオはエビ類など小型の甲殻類、ゴカイ類、イカ類、小型の魚類を捕食します。

この食性を活かし、小魚を模したルアーでも釣ることができる魚です。

キュウリウオの漁獲法

キュウリウオを釣るのに適しているのが、サビキ仕掛けでの釣り。サビキ針を使った釣りで、カゴの中の餌を散らしてキュウリウオをおびき寄せて釣る方法です。

小魚を食べる性質があるため、ルアーフィッシングでも釣ることができます。小型のワーム、マイクロスプーン、マイクロバイブレーションなどを使ってみましょう。

大物のキュウリウオを狙うなら、断然夜がおすすめ!日中でも釣れますが、30センチメートルクラスの大物を釣りたいなら、夜の時間帯に狙うのが良いとのことです。

キュウリウオを釣った後に気を付けたい事

キュウリウオは危険な魚ではないため、気をつけるべきことは特にありません。

特に水揚げ直後はキュウリのような青臭いにおい強いので、このにおいが苦手な人は、冷凍して数日間寝かせ、においを弱めてから調理するのがおすすめです。

キュウリウオのおいしい旬

キュウリウオが美味しい旬は、冬から産卵の前にあたる春の時期とされています。

この時期、メスのお腹にはたっぷりと卵が入っているので、身だけでなく卵の食感も楽しむことができるのです。

キュウリウオの食べ方

キュウリウオの身は淡泊な白身ですが、名前の由来で後述するように、においが特徴的な魚です。調理するとにおいは弱まるので、唐揚げ、塩焼き、マリネ、南蛮漬けなどで美味しく食べることができるでしょう。

一方、しっかりした歯や小骨があるため、頭から尻尾までまるごと食べるのは難しいです。外見がシシャモと似ているのでまるごと食べられそうに見えますが、三枚に下ろし、小骨を取って調理しましょう。

鮮魚が出回るのは主に北海道内で、新鮮なものは刺身でも食べられます。

しかし、においにクセがあるため、人によって好みがハッキリと分かれるのだとか。国内では北海道のみで獲れる魚のため、ネット通販などで全国的には干物として流通しているそうです。

キュウリウオの名前の由来

漁獲したばかりの鮮魚の状態だと、キュウリのような青臭いにおいがするため、「キュウリウオ」と名付けられました。

漢字表記でもそのまま「胡瓜魚」です。アイヌ語では「フラルイチェプ」と呼ばれているのですが、これも「においが強い魚」という意味なのだとか!

さらに、学名の「Osmerus」も「におうもの」という意味なのだそう。キュウリウオがいかに特徴的なにおいを持っているか、名前からもよく分かりますよね。

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