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キュウリウオ|きゅうりの匂いがする北海道の名産品!

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シシャモの仲間で見た目もよく似ているキュウリウオ。キュウリという名前がつくとおり、新鮮なキュウリウオは野菜のキュウリのようなやや青臭い匂いがするんですよ。シシャモとよく似ていることから、キュウリウオがシシャモとして販売されてしまうこともあるようです。

キュウリウオの名前の由来

漁獲したばかりの鮮魚の状態だと、キュウリのような青臭いにおいがするため、「キュウリウオ」と名付けられました。漢字表記でもそのまま「胡瓜魚」です。アイヌ語では「フラルイチェプ」と呼ばれているのですが、これも「においが強い魚」という意味なのだとか!

学名の「Osmerus」は「におうもの」という意。キュウリウオがいかに特徴的なにおいを持っているか、名前からもよく分かりますよね。

キュウリウオの生息域

日本では北海道沿岸や日本海北部に分布しています。海外では、日本海北部、オホーツク海、カムチャッカ、アラスカ、カナダの北太平洋沿岸、などの冷水域に生息しています。

キュウリウオの仲間はあの魚!

あまりなじみのないキュウリウオですが、キュウリウオはシシャモやワカサギの仲間と言えばイメージができますね。キュウリウオが生息する北海道や東北の一部では、食用や釣りの対象魚として親しまれています。本州以南では鮮魚のままで市場に出回ることが珍しく、干物などの加工品として取り扱われていることが多いそうです。

▼キュウリウオの仲間たちついて詳しく記載しています!

キュウリウオの特徴

キュウリウオは同じキュウリウオ科に属するシシャモによく似ており、シシャモをそのまま大きくしたような魚です。その体長は、約20~30cmに達します。大きさは違えど、あまりに見た目が似ているので、小さいキュウリウオはシシャモとして販売されてしまうこともあるのだとか…。

キュウリウオ科に属する魚の見分け方

キュウリウオ科に分類される魚は細長く、背びれは背中の後方部についているのが特徴。キュウリウオ以外に、チカ、ワカサギがキュウリウオ科に属します。それぞれ、見た目が似ているため、ワカサギという名称でチカが売られることもあったそうです。ポイントを押さえて自分の目で見分けられるようになりましょう。

キュウリウオ シシャモ チカ ワカサギ
大きさ 約30cm 約18cm 約15cm 約15cm
背びれの位置 腹ビレと背びれが同じくらいの位置 腹ビレに対して背びれが少し後ろ 腹ビレに対して背びれが少し前 腹ビレに対して背びれが少し後ろ
口元 上アゴの端が目の位置を超える 上アゴの端が目の下くらいに位置する 口が小さい 口が小さい

上記の表以外にもキュウリウオの特徴はアゴがしゃくれていて大きな犬歯をもっていること。このことからもシシャモとの違いを見分けるなら口元に注目すると良いでしょう。

キュウリウオはサケと同じ性質を持つ!?

キュウリウオは冷水域に生息する海水魚ですが、産卵期を迎える4月から5月ごろ産卵のために夜間に川を遡り、川で産卵を終えた後に海へ戻るという性質をもっています。

キュウリウオの漁獲法

キュウリウオは、沿岸を群れで回遊しています。運がよければ北海道各地の港や岸壁で大漁に釣れることもあります。

群れで行動していることから適した釣り方はサビキ釣りと言えます。小魚を食べる性質があるため、サビキで大量漁獲をねらいましょう。他にも、ルアーフィッシングでも釣ることができます。小型のワーム、マイクロスプーン、マイクロバイブレーションなどを使うといいでしょう。

大物のキュウリウオを狙うなら、断然夜がおすすめです。日中でも釣れますが、30センチメートルクラスの大物を釣りたいなら、さらに活発になる夜の時間帯に狙うのが良いとのことです。

キュウリウオの釣り時期

キュウリウオがよく釣れるのは8〜3月とされており、中でもベストシーズンは12〜2月の冬の時期です。

キュウリウオの餌

キュウリウオはエビ類など小型の甲殻類、ゴカイ類、イカ類、小型の魚類を捕食します。釣り餌ならサビキやオキアミなどで十分に対応できます。

キュウリウオの食べ方

キュウリウオの身は淡泊な白身ですが、キュウリのような香りが特徴的です。特に水揚げ直後はキュウリのような青臭さが強いです。気になる方は、冷凍すると香りをを弱めることができますので、一度冷凍してから調理するのをお勧めします。

キュウリウオは、新鮮なものは刺身にしても美味ですが、唐揚げや塩焼き、マリネや南蛮漬けなどで美味しく食べることができます。

外見がシシャモと似ているのでまるごと食べられそうに見えますが、鋭い歯や小骨があるため、頭から尻尾までまるごと食べるのは難しいです。調理の際は頭を落としたり、内臓の処理をするようにしましょう。

キュウリウオのおいしい旬

キュウリウオが美味しい旬は、冬から産卵の前にあたる春の時期とされています。この時期のメスのお腹にはたっぷりと卵が入っているので、身だけでなく卵の食感も楽しむことができるのです。

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