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北半球の漁業資源「マダラ」斑模様のタラ

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大きな口と大きな目を持つ少しぼんやりしたような顔が特徴的なマダラ。食用が非常に旺盛な魚で、なんでも貪欲に食べてしまいます。日本を始め、北半球では重要な食用魚としてその地位を確立しています。身、精巣、卵巣余すことなく美味しく食べられるので様々な料理に利用されています。

マダラの特徴

マダラはタラ目タラ科に属しており、北半球での漁業資源として非常に重要視されています。

体色は背中側が茶褐色でまだら模様が入っており、お腹側は真っ白です。上顎が下顎よりも突出しており、下顎にはヒゲが生えておりアンテナの役目をはたしています。

全長は大きいもので1メートルを超え、体重も20キログラムに達します。非常に貪欲な食欲を持つ魚で、お腹がぱんぱんに膨れるほど餌を食べます。

この膨れたお腹から、お腹いっぱい食べることを「たらふく(鱈腹)食べる」と言われるようになりました。

日本を始めヨーロッパやカナダでの漁業資源として高い地位を占めており、過去にはアイスランド近海において、アイスランドとイギリスの間でマダラの漁場を巡った「タラ戦争」が勃発したほどです。

マダラの釣り時期・生息ポイント

冷たい水を好み、北緯34度以北の北太平洋に広く分布しています。日本では東北以北でその姿が見られます。

水深200メートルほどの沿岸部から大陸棚とその斜面の岩礁域に生息しており、日本近海では水深150メートルほどの場所にいることが多いようです。深場まで潜ることもあり、水深800メートルを超える深海にいることが確認されています。

水温が上昇する夏には深場にいることが多いですが、産卵期である冬になると浅場に上がってくるため、狙い目の時期とされています。

マダラの餌

食欲旺盛であることから非常に多くのものを食べるとされており、主に甲殻類や底生生物を捕食しています。

小魚ももちろん食べるので、釣りの餌にはサバやイカの短冊などが使用されています。

マダラの漁獲法

マダラを狙う場合は、船を出して胴付き仕掛けで狙うことが多いようです。基本的には深い水深にいる魚なので、深海用の装備を整えましょう。

仕掛けを沈めるときはなるべく垂直に沈められるようにしましょう。また、胴付き仕掛け以外ではルアーを使ったジギングも人気です。旺盛な食欲を持つマダラは、ルアーにもよく食いついてきてくれますよ。

マダラを釣った後に気を付けたい事

マダラはすっとぼけた愛嬌のある顔とは裏腹に、その旺盛な食用を支える為に鋭い歯を持っています。

普通に持つ分には問題は無いかと思いますが、ふざけて口の中に手を突っ込んだりすると鋭利な歯で怪我をしてしまうので気を付けてください。

マダラのおいしい旬

旬は冬の時期で、産卵に向けて精巣が発達することから白子も美味しくなるそうです。

マダラの食べ方

透明感のある淡白な白身は弾力があり、あっさりとした味わいを楽しむことができ様々な料理に幅広く使えます。身には水分が多い為鮮度落ちが早いですが、新鮮なマダラの刺身はとても美味しいです。

しかし、身割れを起こしやすいので、昆布締めなどにして一工夫加えてあげるとより一層美味しく食べられます。忘れてはならないのが精巣である白子。その美しさや味わいから、「菊子」や「雲腸」と呼ばれています。クセがなく非常にクリーミーな味わいを楽しむことができ、旨味も強いです。鍋や汁ものに入れて美味しくいただきましょう。

卵巣はスケトウダラの卵巣が「タラコ」と呼ばれるのに対し、マダラの卵巣は「マダラ子」と呼ばれています。スケトウダラに比べると味わいが落ちると言われていますが、充分に美味しく食べることが出来ますよ。

マダラの名前の由来

マダラはただ単にタラと呼ばれたり、ホンダラとも呼ばれることがあります。名前の由来としてはマダラの体表にあるまだら模様から来ていると考えられています。

タラ科に属するスケトウダラと区別する意味で真のタラということで、マダラという説もあります。英名では「pacific cod」と呼ばれているようです。

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