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銀色の鱗を持つ「マナガツオ」スズキの仲間

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マナガツオの特徴

マナガツオという魚をご存知でしょうか。スズキ目マナガツオ科に分類される魚で、円形で平べったい体に光沢のある銀色の体色をしています。体に対して頭は非常に小さく、それに伴い目や口も小さくなっています。全長は40センチメートルほどで、大きいものは60センチメートルにもなります。

腹ビレが無い代わりに尻ビレと背ビレが大きく発達しています。全身に小さな鱗を持っていますが、非常に剥がれやすい為水揚げされたマナガツオは鱗が無いものがほとんどです。この為、鱗がついたマナガツオは重宝され、高値で取引されているようです。

カツオという名前がついていますが、どちらかというとマンボウなどをイメージしてしまう愛らしい体型ですね。マナガツオは関西で高級魚として漁獲されていましたが、ほとんど獲ることが出来ない関東ではあまり認知されていませんでした。

このことから、「西にサケなし、東にマナガツオなし」ということわざが生まれるほどで、地域によって評価が大きく変わる面白い魚だったりもします。近年では冷凍技術や輸送経路の発達により全国でマナガツオを美味しく食べられるようになったので、昔の評価も変わりつつあるようです。

マナガツオの釣り時期・生息ポイント

比較的暖かい海域を好む海水魚で、東シナ海からインド洋、日本近海にも生息しています。大陸棚の水深200メートルより浅い場所で生活しており、砂泥底や表層を群れを成して回遊しているようです。

産卵の為に内湾に入ってくることが知られており、日本では6月から8月の初夏の時期に湾内に入ってきて、産卵が終わると再び外洋に戻っていくようです。

マナガツオの餌

オキアミなどの小型の甲殻類から、ゴカイなどの多毛類を食べており、クラゲなども捕食するようです。

マナガツオの漁獲法

マナガツオは外洋魚で、産卵期以外は回遊していることから釣りで狙われることはほとんどありません。産卵期である初夏に、湾内や浅場に近づいてきたものが定置網や底引き網で捕まえられています。

特にマナガツオは瀬戸内海で水揚げされることが多く、初夏から秋頃まではマナガツオ漁が盛んに行われているようです。しかし、マナガツオは他の魚と違い回遊してくる場所が明確に特定されておらず、釣れるかどうかも運次第とされています。

この為、漁獲できれば一攫千金ですが全く釣れないこともあるので、漁に出るのは博打のような存在なんだそうです。、

マナガツオを釣った後に気を付けたい事

マナガツオは他の魚に例に漏れず、寄生虫、アニサキスなどがついていることもあるようなので、不安な方は火を通して食べるとよいでしょう。

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マナガツオのおいしい旬

マナガツオは漁獲高の高い夏が旬とされることが多いですが、実際は脂の乗っている冬が最も美味しいとして、旬の時期だと考えられているようです。

マナガツオの食べ方

クセのない白身を持ち、繊維が少ないので非常に柔らかいです。鮮度が落ちるのがとても早いので産地以外では中々食べられませんが、刺身にするとマナガツオ本来の味わいを楽しむことが出来ます。

あっさりとした中にしっかりと甘みを感じられ、脂も適度に乗っており上品な味わいです。他にも定番料理として幽庵焼きや西京焼きがあり、あっさりとした身に味が染み込んで絶品です。

マナガツオの名前の由来

マナガツオの名前の由来としては諸説あります。カツオがあまり獲れることの出来ない瀬戸内海などでは、初夏に獲ることの出来るこの魚を「カツオに似ている」とし、「カツオに見立てていた」ことから「真似をするカツオ」としてマナガツオと呼ばれるようになったと考えられています。

また、「真に美味しい魚」ということでマナガツオとした説や、「真に菜にして美味い魚」ということでマナガツオと呼ばれているようです。

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