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欧州のムニエルの代表格「マトウダイ」馬面の魚

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マトウダイの特徴

マトウダイはマトウダイ目マトウダイ科に属する魚で、日本では水揚げ量が少なく流通もあまりない為、知名度は高くありません。ヨーロッパではとても身近な魚として親しまれており、ムニエルに使われる代表的な魚でもあります。

マトウダイは群れをつくらない魚で、単独で行動することが漁獲量の少ない理由の一つに考えられています。楕円形の体に不規則な帯状の模様が入っており、側面には白く縁どられた大きな黒い斑点が左右に一つずつ存在します。全長は50センチメートルほどですが、大きいものは90センチメートルにもなります。

背ビレが非常に発達して、まるで熱帯魚のようになっており、他の食用魚と比べると変わった印象を受けるかもしれません。また、マトウダイは捕食時に口が前面に伸びて、非常に馬面になります。びっくりするぐらい口が伸びて、とても面白い顏になるので必見です。

マトウダイの釣り時期・生息ポイント

日本海、太平洋、インド洋、地中海、東部大西洋、東シナ海の広い海域に分布する魚で、日本では北海道から九州までの全国沿岸に生息しています。

比較的暖かい水温を好むため、水揚げされるのは本州中部以南で、水深50メートルから150メートルの海底付近を泳いでいます。

水深400メートル付近にも移動すると言われており、思わぬ深場で遭遇することもあるそうですよ。産卵期である冬から春にかけては浅場に移動してくるので、釣りで狙う場合はこの時期に挑んでみましょう。

マトウダイの餌

マトウダイは小魚を食べており、甲殻類やイカなどの頭足類を食べることがあるそうです。

泳ぎは早くない為ゆっくりと獲物に近づいて、不意に口を伸ばして吸い込むように捕食するそうです。釣りの際は泳がせ釣りで活きたイワシなどが使われています。

マトウダイの漁獲法

マトウダイを狙うメジャーな方法は活餌を使った泳がせ釣りです。ヒラメ釣りをしている時によく引っ掛かることから、ヒラメ釣りの装備でそのまま釣ることが可能です。

マトウダイは結構パワーがあるので、ロッドやリールも充分なパワーがあるものを用意するとよいでしょう。また、マトウダイを釣る際は海底ギリギリを狙うので、釣り場に適した重りを用いてください。

マトウダイを釣った後に気を付けたい事

マトウダイはヒレの付け根に小さいですが棘を持っています。背ビレにばかり注目してしまいがちですが、その付け根にある小さな棘にも気を付けてください。

もちろん、発達した背ビレにも充分注意してくださいね。毒などはありませんが非常に硬いので、誤って刺さってしまうと怪我をしてしまいます。

マトウダイのおいしい旬

マトウダイの旬は産卵期である冬から春にかけてと言われており、釣りのシーズンにもなっているので、是非とも美味しいマトウダイを釣り上げてみてください。

マトウダイの食べ方

ヨーロッパではムニエルの代表魚とされるとおり、マトウダイはとても美味しい魚です。上品でありながらクセが無い白身は、透明感があって美しく、どんな料理にも適しています。

新鮮なものを刺身にして食べればモチモチとした食感を楽しむことが出来るでしょう。やはりオススメはムニエル。コクと旨味があるマトウダイを、代表料理であるムニエルで一度は味わっておきたいものです。

また、マトウダイは身だけでなく、肝もとても美味しいと評判です。脂が乗った肝は肝醤油として刺身につけて食べると絶品です。

マトウダイの名前の由来

マトウダイの名前の由来で有力なものは二つあります。体の左右に一つずつある黒い斑点が弓道で使用される的のようであることからマトダイとする説と、捕食の際に口を伸ばした姿がまるで馬に見える様を馬頭と書いてバトウダイとする説があります。

英名では「John dory」と呼ばれています。

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