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釣り初心者におすすめ!食卓でもお馴染みの「メバル」釣り方紹介

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食卓に並ぶことも多く広い地域で親しまれている魚、メバル。自分の手で釣り上げたらより美味しくたべれること間違いないです。

今回はメバル釣りに必要な仕掛けから合わせ方、ワンポイントまで詳しく解説します。

メバルってどんな魚?

メバルを釣った

「春告魚」としても知られるメバルはその名の通り2~5月頃が旬の魚です。

釣りのターゲットとして狙いやすいのは冬から春にかけてですが、一年を通して釣ることができる魚です。

アカ、クロ、シロ?3種類もいるメバル

一概にメバルといってもメバルには三種類あり、アカメバルとクロメバルとシロメバルの三種類がいます。いずれも小魚や甲殻類などを食べる肉食魚で、釣りのターゲットとしても食用魚としても人気の高い魚です。

これら三種類の明確な違いは色や模様ではなく、胸鰭にある軟条の本数で見分けられます。また、シロメバルはその色から「青地」「ブルーバック」という呼び方で親しまれています。

私たちの生活になじみ深い魚であるメバルですが、実は背びれに微量の毒を持っています。生息地や個体によってその毒の量は様々のようですが、メバルを触る際には十分注意してください。また、これはメバルだけでなく他の魚にも言えることですが、ヒレやエラ蓋が鋭くとがっているので気をつけましょう。

釣るなら夜間が狙い目!

メバルは習性上、昼間に海底や物陰に隠れていることが多いので中層に浮いてくる夜間に狙うのがおすすめ。昼間に狙うのならコマセ(撒き餌)などで魚をおびき出すのが良いでしょう。

20㎝になるのに3〜5年?!

メバルは美味しい魚なのでたくさん持ち帰りたいという方もいると思います。しかし、メバルやカサゴなどのロックフィッシュは成長速度が遅く、メバルは平均的サイズの20cm程度に育つまでに3年~5年かかるといわれています。

そのためサイズを問わずメバルを根こそぎ持ち帰ってしまうとどんどん数が減っていってしまいます。これからも永くメバル釣りを楽しむためにも小さい個体はリリースしたり、むやみにキープするようなことは控えましょう。

メバルの釣り方をご紹介!

ウキ釣りはメバル入門に最適

浮き釣り

一番簡単な釣り方は陸からのウキ釣りです。ウキ釣りの利点は3つ。

・夜はメバルが中層に浮いてくるので遠投は不要

・仕掛けも単純でトラブルも少ないのでおすすめ

・費用も安くすむのでメバル釣りの入門に最適

といった点があげられます。

夜のウキ釣りでは電気ウキの利用が最適ですが、玉ウキにケミホタルをつけるだけでも大丈夫です。ケミホタルのすっぽ抜けには注意しましょう。電気ウキのカラーとしては視認性の高い赤や緑がおすすめです。慣れてきたら二本針にすればよりタナ(魚がいる層)を探りやすくなるでしょう。

明暗の境目を狙え!ウキ釣り狙い方

習性上、メバルは潮上を向いているので潮上から流すことによってより気付いてもらえる確率が上がります。潮上から流し、糸が張ったらもう一度仕掛けを入れなおしましょう。この時、メバルは明暗の境目の暗闇にいることが多いので、明るい潮上から暗い潮下に流すと良いでしょう。少ししゃくったりして誘いを入れてあげるのも有効です。夜間はメバルが浮いてきていることが多いので上の層から狙っていくのが良いです。

水深にもよりますが最初はウキ下1.5mくらいから始めて50cmずつ下げていきます。底まで探って反応がなければ移動しましょう。昼夜ともに岸壁近くにいるようなメバルは多くの距離を泳ぎ回る魚ではないので、釣れないと思ったら思い切って場所を変えてみるのも有効です。

夜の装備について

夜の漁港や防波堤は足元も見づらく大変危険です。夜間はヘッドライトなどを装備し、昼夜問わずライフジャケットは必ず着用するようにしましょう。

準備が簡単 胴突き仕掛け

胴突き仕掛けでの釣りは市販の胴突き仕掛けとおもりを結ぶだけで仕掛けが完成するので準備が比較的簡単な釣りとなります。ウキ釣りと少し違うのは誘い方です。

欠かさずアクションを起こせ!胴突き狙い方

仕掛けを投入後、まず着底させてからゆっくりあげてゆっくり落とします。この釣り方で一番大事なのはこの上げたり下げたりというアクションを欠かさず行うことです。エサが海底付近にあるとカサゴなどの他の魚がかかる可能性が高まるのでエサが海底より少し上に漂うように心がけます。

着底させる釣りなので根掛かりはどうしても避けられません。何度も根掛かりしてしまうときは捨て糸を細くするなど工夫すると良いでしょう。

生きたエビを使うエビ撒き釣り

エビ撒き釣りはエサとして生きたシラサエビやブツエビを使用します。生きたエビは他のエサよりも少し高いので少しお金のかかる釣り方ではありますが、釣り方としては比較的単純なので初心者の方にもおすすめです。

狙い方①初心者におすすめ!餌撒き杓で餌をまく

まずは10~20匹を何度か投入し魚を集めます。このタイミングで仕掛けを入れてしまうと場所を荒らしてしまうので20分程度は餌を撒きながら待つようにします。釣り場に着いて仕掛けの準備をしながら餌をまけば仕掛けを準備し終えたころには釣りを始められるでしょう。

餌は仕掛けのもとに到着するまでに潮で流されてしまいますので、少し潮上に撒くように心がけます。シラサエビは横に泳ぐ習性があるのでただ撒いただけでは仕掛けのもとにたどり着きません。軽く握りしめたり、餌撒き杓にいれて振ったりして気絶させてから投げるようにしましょう。仕掛けはウキ釣りとおなじもので構いません。

狙い方②餌撒きボールで餌をまく

餌撒きボールに餌を入れて狙ったタナでボールを開きエビを撒く方法です。まずは40~50匹を何度か投入し魚を集めます。そのあとは撒き餌を絶やさぬよう10分おきに10~20匹ずつ撒き、魚の反応が表れ始めたら仕掛けを投入します。はじめはボールを底で開き、だんだん上げることにより魚が浮いてきて比較的釣りやすくなるでしょう。この釣りでは餌を直接狙いたいタナに落とせるのでエビを気絶させる必要はありません。

エビ撒き釣りではエビを長時間生かしておかなければならないのでエビを生かしておくためのポンプ付きバッカンなどがあると便利です。

どんなときでも釣果が期待できる穴釣り

テトラポット

冬の低水温期など、食い渋りのときにとくに有効なのが穴釣りです。障害物の中に潜むメバルは食いが渋い時でも上から落ちてくるものには敏感に反応します。テトラポッドの穴などに落とすだけの釣りなのでとても簡単。仕掛けもシンプルでアタリがダイレクトに伝わるので初心者も経験者も楽しめる釣りです。

積極的に当たりを探す!穴釣り狙い方

堤防などに設置されたテトラポッドの隙間に仕掛けを落とし込み、着底から20cmほど巻き上げてアタリを待ちます。テトラポッドの隙間ならどこでもいいというわけではなく、潮当たりの良い場所や他の場所より深くなっている場所がポイントです。反応がなければどんどん移動します。

アタリがあったらすぐに合わせて一気に巻き上げましょう。一気に巻き上げないとテトラポッドの隙間に潜られてしまい釣りあげることができなくなってしまいます。

また、根掛かりが多い釣りでもあるので針先を少し内側に折り曲げておくと根掛かりを減らすことができます。

テトラポッドでの注意点

テトラポッドの上は足場が不安定で、潮や雨で濡れていると滑りやすく大変危険です。ライフジャケットやフェルトスパイクシューズを履くなどして安全面にも気を配るようにしましょう。

「止める」「聞く」がキモ 落とし込み釣り

この釣りも仕掛けがとても簡単で、難しいアクションなども必要ありません。ウキ釣りのようにアタリを目で確認できる釣りではないので少し難易度が上がってしまうので、メバル釣りをやってみたいという釣り経験者におすすめです。

ラインに集中!落とし込み狙い方

基本動作は手前に落として待つだけです。これだけでももちろん釣れますが、もう一工夫するだけで釣果が一気に伸びます。そのもう一工夫というのが仕掛けを「止める」という動作と魚がかかっているか「聞く」という動作です。まず初めにリールのベールを返して仕掛けを落とします。この時、チヌの落とし込み釣りのように際をタイトに狙う必要はありません。

フォール中のアタリを確実にとるため、落とす際にラインを指で軽く押さえ糸が軽く張った状態で落とします。このまま底まで落としても良いのですが、ここで「止める」と「聞く」をすることによって釣果が大きく変わってきます。

フォール中に適当なところで「止めて」5~10秒ほどアタリを待ち、アタリの有無にかかわらずロッドを少し持ち上げて魚がかかっているか「聞き」ます。これにより中層に浮いてきている魚にもエサをじっくり見せることができますし、もし魚が食いついていればかけることができます。

さらには聞きアワセをすることで魚へのアピールにもなるのでとても有効です。ここまでで魚がかからなければそのまま仕掛けを落とします。仕掛けが落ちること自体が誘いになるため、フォール中に仕掛けを何度もしゃくったり跳ね上げたりする必要はありません

着底後は根掛かりを防ぐためにも10~20cmほど巻き上げて待ちます。仕掛けをゆっくり上下させたりして誘いを入れてもよいでしょう。ベタ底でメバルが食うことはあまりないので仕掛けがべったり底につかないように気をつけます。一連の流れを数回おこなって反応がなければ少し場所を移動してみましょう。一場所一投といっても過言でないほど場所の移動は大切になってきます。

アタリにはブルブルッというはっきりしたアタリもあればラインが軽くひっぱれられるような弱いアタリもあります。仕掛けを投入したら全神経をラインに集中させましょう。

ルアー入門 ジグヘッド+ワーム

ワーム

この釣りはジグヘッドにワームをつけておこなうシンプルな釣りのことです。仕掛けはとても簡単ですが、費用面やアプローチの難易度の面から中級者~上級者の方におすすめの釣り方です。ルアーでのメバル釣りでもっとも基本となる釣り方がこのジグヘッド+ワームです。基本的には一定の層を一定の速度で巻くだけですが、ジグヘッドとワームの重さや形状によってはアクションをつける必要のあるものもあります。

まずは軽めのジグヘッドで表層を探り、反応がなければジグヘッドを重いものに変えるなどして狙う層をだんだん落としていきます。足元でも食ってくるので投げてから足元まで気を抜かずに巻きましょう。

主なジグヘッドの形状と特徴をご紹介します。

①丸型ジグヘッド

ジグヘッドの中でもっとも基本的な形状。フォールしやすい点や潮流を感じやすく繊細なアタリが取りやすいといった点が特徴です。

②矢じり型

着底姿勢が安定しているため根掛かりしにくいです。ヘッドの断面が三角形のものはダートさせやすくタダ巻きでは口を使わない魚のバイトをも誘発します。ラインスラックを軽くはじくようにしゃくると綺麗にダートさせることができます。

③砲弾型

水の抵抗が少ないため、水中での姿勢が安定し水中をまっすぐリトリーブするのに向いています

ジグヘッドにつけるワームですが、その日の状況に応じてアピールの強いものからアピールの弱いものを使い分けましょう。日中などの釣りづらい時間帯はナチュラルなカラー、夜間などメバルの活性が高い時間帯はアピールの強いカラーがおすすめです。

ゲーム性重視 ハードルアー

プラグでの釣りはジグヘッド+ワームやエサ釣りよりもさらにゲーム性が高く、とくに上級者におすすめです。この釣りではカラーやレンジの選択、アクションや誘い方などが釣果を大きく左右します。また、ルアー自体も大きくフックも大きいので、シーバスなどの思わぬ大物が外道として釣れることも多々あります。

表層をが狙い目!ハードルアー狙い方

フィーディングをおこなうために表層を意識している夜間に狙うのがベストです。

メバルのプラッキングでは主に表層を巻けるペンシルベイトやフローティングミノー、ポッパーなどを使います。表層に漂うルアーなら魚が下からしか見ることができないためワーム以上に騙しやすくなり、スレていてワームには口を使わない魚にも口を使わせることができる場合があります。

表層で反応がなく魚が中層を意識しているようであればシンキングミノーやバイブレーションなどの中層を巻けるルアーを使ってみるのも有効です。上記のどのルアーもタダ巻きで釣れるのですが、反応があまりよくないときはリフト&フォールやストップ&ゴー、リトリーブスピードを変えるなどのアクションを加えてみるとよいでしょう。

小型青物も狙える メタルジグ

メバル用メタルジグは2g~7gほどのものが多く使われます。サイズも小さく軽いため、アジやサバなどの小型魚にも使うことができます。形状から、投げやすく潮に流されにくいので遠投したり潮が早いところを探ることが得意です。ワームなどに比べて重量があるため中層や底層も探りやすく、メバルが浮いていない日中にも有効です。

狙い方①タダ巻き

まずはポイントにキャストし着底させます。着底後、名前の通りただ巻くだけです。ただ巻くだけですが、途中で2~3秒止めて食わせのタイミングを与えることがポイントです。

狙い方②リフト&フォール

まずはポイントにキャストし着底させます。着底後ロッドを上に煽りリフトさせてラインスラックを巻き取ってフォールさせるというアクションです。このとき魚が反応を示すのは主にフォール中なので、アタリを見逃さないように注意しましょう。

底を中心におこなう釣りなのでトレブルフックがついているジグはシングルフックに変えておくと根掛かりが軽減されます。

メバルが釣れるポイント

メバル 隠れる

漁港周りにはメバルが潜んでいるポイントがたくさんあります。その中でも特におすすめのポイントをいくつか紹介します。

テトラポッド周辺

穴釣りや落とし込み釣りでも紹介したテトラポッド周り。テトラポッドが延々と続くような場所では潮の流れがより強く当たるところや、より深くなっているところがポイントです。

物陰

船の下や船が壁へ衝突することを防ぐために設置されているゴムやタイヤの下に魚は潜んでいます。また、浮いているブイやロープなどのちょとした物陰のしたにも魚がついていることがあリます。

常夜灯周り

常夜灯によってできる明暗の境目に潜んでいることが多いです。明るい潮上から暗い潮下に仕掛けを流してみましょう。

その他

・船が通ることによってできるかけあがり
・海藻が生えているところ
・排水口周り
・流入河川
・沈み根周り
・地形が変化しているところ(ゴロタ場にポツンと現れる砂地など)テトラポッド+常夜灯といったように釣れるポイントの要素がいくつか重なっている場所は特に多くの魚を蓄えている可能性があります。

また、ブイやロープなどに仕掛けを引っ掛けてしまわないように十分気をつけましょう。

釣り場におけるマナーついて

ここ数年、釣り禁止や立ち入り禁止にならざるを得なくなってしまう漁港やため池が後を絶ちません。その理由の多くにごみのポイ捨てや迷惑駐車、落水による事故などがあげられます。そのようなことを未然に防ぐため、環境を守るためにもゴミを捨てたりせず、水辺に行く際にはライフジャケットなどを装備し安全面には気を配るようにしましょう。

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