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優雅なヒレが目を引くことで有名な「ミノカサゴ」

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大きく発達したヒレを優雅にヒラヒラさせて漂うミノカサゴは見た目に美しく、「海の貴婦人」とも言われアクアリウムでも人気の魚です。しかし、ミノカサゴのヒレには激痛を引き起こす毒が隠されているので、取り扱う際は最新の注意が必要です。

ミノカサゴの特徴

長く美しいヒレを持ち、優雅に遊泳する姿は「海の貴婦人」とも呼ばれるミノカサゴ。その華やかな見た目から観賞魚としての人気も高く、美しいけれども危険な魚として、危ない魅力を持っています。

スズキ目フサカサゴ科に分類されるミノカサゴは、全長30センチメートルほどで、体色は赤みを帯びたうすい橙色をしており、幅がまちまちな茶褐色の縦に縞模様が入っています。まるでドレスのようなヒレには黒色の斑点が入っており、特に胸ビレは非常に美しい模様となっています。

ミノカサゴ最大の特徴とも言える美しいヒレには毒を持った棘が生えているので、ミノカサゴを捕まえる際は刺されないように注意してください。この毒は人を死に至らしめるほどのものではありませんが、激痛を引き起こすので、刺された場合は迅速な処置が必要になってきます。

海の貴婦人と呼ばれており、およそ泳ぐのに適したような姿ではないことからおっとりしているかと思われがちですが、ミノカサゴは実はかなり攻撃的な魚だったりします。普段は広げているヒレは、畳んで機敏に動くことが可能で、ダイビング中などに下手にミノカサゴを刺激すると人間にも向かってくるので注意が必要です。

ミノカサゴの釣り時期・生息ポイント

インド洋から太平洋にかけて生息しており、日本では北海道の南部から九州にかけての広い範囲に生息しています。沿岸部の浅瀬の岩礁域から水深50メートルほどに生息しており、穴の中に潜んでいたり、海底に沿うように泳いでいます。

釣れること自体はあまりないようですが、1年を通して狙うことが出来るようです。

ミノカサゴの餌

小魚や甲殻類、貝類などを捕食する肉食性です。釣り餌にはオキアミやイカの短冊などが用いられるようです。

ミノカサゴの漁獲法

ミノカサゴを狙ってる釣る方はあまりいないようですが、狙う場合はテトラ帯などで行われる穴釣りが有効です。釣具は1.5メートルほどの穴釣り竿と小型のスピニングリール、道糸はナイロンの3号がおすすめです。

根掛かりしてしまうので、仕掛けは穴釣り専用のブラクリ仕掛けが良いでしょう。他にも、磯釣りや防波堤からでも狙うことが出来ますよ。

ミノカサゴの釣った後に気を付けたい事

ミノカサゴは何と言ってもヒレにある毒棘が恐ろしい魚です。優雅な見た目とは対照に気性が荒いので、暴れるミノカサゴに刺されないように注意してください。

釣り上げたあとも素手では触らず、メゴチバサミなどの直接触れなくてもよい器具を使用しましょう。もしミノカサゴに刺されてしまった場合は、応急処置として棘を取り除き、毒を絞り出しながら水で洗い流しましょう。その後は火傷しない45度ぐらいのお湯に患部を浸けてください。

ミノカサゴの毒はタンパク質毒なので熱に弱く、痛みが和らぎます。その後は必ず病院に行って適切な処置を受けましょう。

人によっては痛みだけではなく、めまいや吐き気を起こすこともある毒なので、たかが魚に刺されただけで…と思わずに、場合によっては救急車の利用もしてくださいね。

ミノカサゴのおいしい旬

ミノカサゴの旬は夏から秋にかけてと言われています。

ミノカサゴの食べ方

ミノカサゴは毒があるので釣り人には厄介な存在だと思われることが多いようですが、きちんと調理してあげれば美味しくいただけることが出来る魚です。

やや水分が多い白身なので、味噌汁や塩焼きにするのが一般的なようです。調理の際はくれぐれも棘に気を付けてくださいね。

ミノカサゴの名前の由来

ミノカサゴの名前の由来は、大きく発達した背ビレと胸ビレがまるで蓑をまとっているようであることからこの名前が付けられました。

地方名は様々で、広島県では毒の痛みを七日間走り回ることに例えたナヌカバシリ、三重県では見つけても刺激しないようにすることからマテやマテシバシと呼ばれています。

他にも怒らせると人間にも向かってくる気性の荒さからヤマノカミと呼ばれることもあります。英名では「Luna lionfish」と呼ばれています。

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