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臼歯状の歯を持つ「ネコザメ」水族館の人気者

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ネコザメの特徴

ネコザメはネコザメ目ネコザメ科に属しています。大きくなっても全長1メートルを超えるぐらいの小型のサメで、目の上に盛り上がった皮膚があり、正面から見るとまるで猫の耳のシルエットのように見えます。

茶色の体色に、白色の縦帯の模様が入っています。二つある背ビレにはそれぞれ鋭い棘があり、この棘で外敵から身を守っていると考えられています。

サメなので肌はざらざらとしていわゆるサメ肌をしており、触ると独特な肌触りをしています。一般的なサメと違い顔が丸く、口先も尖っていません。歯の形も特徴的で、サメと言えばズラリと並んだ鋭い歯というイメージがありますが、ネコザメは前歯に獲物を捕らえるための鋭い歯を持ち、奥歯に噛み砕く為の臼歯状の歯を持っています。

ネコザメは他のサメとは一風違った可愛らしい姿をしていますが、卵も特徴的な面白い形をしています。なんとネコザメの卵はまるでドリルのように螺旋を描いているのです。このドリルのような形は、潮の流れで卵が移動しないように固定する役目があると考えられているそうです。

ネコザメは約1年ほどを卵の中で過ごし、体長が20センチメートルほどになってから孵化します。長い間卵の中で過ごすので、外敵から襲われないように親が卵を岩場の奥に押し込んで固定する姿も見られるそうですよ。

ネコザメの釣り時期・生息ポイント

東シナ海や日本近海の沿岸部に生息しており、基本的には水深5メートルから40メートルの浅場で生活しています。岩礁帯や海藻が群生した場所に好んで生息しており、昼間は岩陰や海藻の間に身を潜めて夜に餌を探して行動する夜行性です。

海底に沿うように泳いでおり、胸ビレを使って海底を歩くように泳ぐこともあるそうです。

ネコザメの餌

特徴的な歯を使うことで、硬い貝類や甲殻類を主食としています。

ウニや硬い殻を持つサザエなどもバリバリと容易に食べてしまいます。他には小魚なども食べているようですよ。

ネコザメの漁獲法

ネコザメは釣りの対象として狙われることは滅多になく、専門的な釣り方は確立されていません。しかし、磯釣りや投げ釣りで稀に釣り上げることが出来るようですよ。

定置網などに引っかかって水揚げされることもあるようです。基本的に身はそのまま食べられることがない為、かまぼこなどの練り物の原料として使用されることが多いみたいですよ。

ネコザメを釣った後に気を付けたい事

ネコザメはとても大人しいサメで、海で出会っても人に危害を加えるようなことはないとされています。その為ペットとしても飼いやすく、水族館で人気な魚でもあります。

。背ビレに鋭い棘を持っているので、うっかり触らないように気を付けてくださいね。貝類を砕いて食べる強靭な顎と歯を持っているので、口の中に指を突っ込んだりするのも止めましょう。

ネコザメのおいしい旬

基本的には食用として利用される魚ではないので、旬は不明とされています。

ネコザメの食べ方

食べられることの少ないネコザメですが、食べようと思えば食べられるようです。サメの仲間は特有のアンモニア臭がするのですが、ネコザメは新鮮なものであれば、アンモニア臭も特には気にならないとのこと。

身は淡白でクセのない味わいで、地方によっては湯引きして酢味噌をつけて食べたり、唐揚げにして食べられています。

ネコザメの名前の由来

目の上に隆起した皮膚がまるで猫の耳のように見えることからネコザメと名付けられたようです。

英名では「Japanese bullhead shark」と呼ばれており、これは日本では猫の耳に見立てた部位を、牛の角に見立てたことからこのように呼ばれているんだそうですよ。

強靭な顎と歯で硬い殻も噛み砕いてしまうことから、サザエワリという別名で呼ばれることもあります。

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