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数の子の親で北の春告魚。とにかく縁起のいい魚「ニシン」とは?

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ニシンの基本情報

おせち料理の一品、「数の子」の親魚でもあるニシンは、春になると北海道沿岸に出産のために出現します。
そのためニシンは春告魚(はるつげうお)と呼ばれ、俳句では春の季語としても馴染みがあります。

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ニシンの名前の由来

ニシンの名前の由来は、諸説ありますが有力とされているのが、身を二つに割くという意の「二身(ニシン)」。ニシンを食べる際に身を二つに割いていたということから派生しています。

ニシンの特徴として他の魚と比べて多くの卵を産むため、ふたつの親=「二親(ニシン)」から派生しているという説もあります。

ニシンの生態・住んでいる場所

ニシンは冷たい海を好む回遊魚で、様々な系群があり、系群により産卵時期や回遊範囲が異なります。
日本海側では主に富山より北方面、太平洋側では犬吠埼(千葉県銚子市)より北方面に多く分布しています。オキアミ類などの動物性プランクトンを餌とし、摂食しながら回遊しています。

ニシンの体は細長く、全長は30~35cm程度のものが一般的です。

ニシンの産卵

ニシンは回遊魚をしながら生後3年で成魚へと成熟し、産卵期になると同じ海域に戻ってくる「産卵回遊性」という性質を持っています。
メスが孕む卵の数は成長と共に増加し、体長に比例して生む卵の数も多くなってくるようです。

大型の個体であればあるほど多くの卵が取れるため、大きい個体の方が値が張るようです。

ニシンの旬と釣り時期

ニシンの旬は「春告魚」という名の通り、春が最旬だとされていますが、回遊魚であるニシンは様々な系群があり常にどこかしらの寒流を回遊しているため、春だけでなく夏から冬にかけても獲れます。

春のメスは産卵期で多くの卵を抱えています。ニシンのおいしい部位である「数の子」を多く蓄えているということで春に獲れるニシンは重宝されており、春が最旬だとされているようです。

ニシンは主に刺し網、定置網、巻網漁によって漁獲されていますが、近年は漁獲量が減少しているため養殖や稚魚の放流も行われています。

 

ニシンの食材情報

ニシンは、鮮魚より酢漬けや塩漬け等に加工されることが多く、日本だけでなく海外でも愛されている魚です。
現代では国内のニシンの水揚げ量が減ってしまい、スーパーなどで見かけるニシンや数の子はオホーツク海ロシア産やカナダ産のものが多く、北海道産のニシンは高級品として扱われています。 

青魚のニシンは血液をさらさらにする「EAP」や、脳の働きを活発にする「DHA」を多く含んでおり、サンマとサバと同様栄養価の高さも注目されています。

ニシンの美味しい食べ方

内臓を取り、身をみりんや醤油で甘く煮詰めた「身欠きニシン」をかけそばに乗せた「ニシン蕎麦」。
蕎麦に魚を乗せるという斬新な発想ですが、栄養バランスが良く発祥の地の京都では古くから多くの人に愛された料理のひとつです。

 
 

ニシンのレシピ

塩焼き、フライ、マリネ、煮付け、燻製、こぶ巻き、数の子、などにして食べると美味。

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