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水族館の人気者!海水だけでなく淡水にも生息できる?「ノコギリザメ」の生態や特徴を紹介!

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ノコギリザメの特徴

ノコギリザメはノコギリザメ目ノコギリザメ科に属する魚です。
体はやや縦に扁平していますが、これは底生生活に適応するためと考えられています。
体表はサメ特有のザラザラとした触感。
ノコギリ状の頭部が特徴的ですが、これは吻が著しく変形したもので体長の30%を占めるほどの長さです。

ノコギリ状に長く伸びた吻は平らで、両側に棘のような歯が多くついています。
この歯は抜けてもどんどん生え変わることが有名です。

ノコギリザメはこの特徴的な頭部を振り回す事で、餌に致命傷を追わせたり、真っ二つに切り裂いたりして捕食するという特性を持っています。また面積の広い吻の下側には生物電気を感知する「ロレンチーニ器官」という小さな孔をもち、餌を掘り起こします。

生態は不明なことが多く、水族館での飼育が盛んに行われていますが、ノコギリザメは水槽の中へ生活環境が変化すると、ストレスから食事をしなくなることがあるため、非常に扱いが難しいようです。

よく似た種にノコギリエイがいますが、ノコギリザメの方がノコギリの先が細く、歯のサイズが不均一、ノコギリに2本の長いヒゲがあると言った点から見分けることができます。
世界で2属8種が存在することが現在わかっており、種によってそのノコギリの形状も様々です。

また胎生生物であり、子宮内の稚魚のノコギリは柔らかい膜に覆われており、これによって母体が傷つくことはありません。
大きい個体になると170センチメートルにも達することがある大型種です。

ノコギリザメの釣り時期・生息ポイント

国内では積丹半島~九州の日本海、東シナ海、青森県から九州の太平洋、沖縄に生息します。
国外では朝鮮半島南岸、台湾南部、渤海、黄海、中国の東シナ海など幅広く生息します。
生息水深帯は10~800メートルと浅い海から深海まで様々。
特に夜間に活発に活動を行うことで知られており、50メートル以浅の水域にも顔を出すことで知られています。

また一般的にサメは海水魚ですが、ノコギリザメは淡水域でも活動するようです。
なぜノコギリザメが淡水でも問題なく行動ができる理由は「体内で尿素を作り出さない代わりに、腎臓で真水を作って脱水を防いでいる」という説が提唱されていますが、明確なことは明らかになっていません。

餌海底の小魚、甲殻類、軟体類を捕食します。

ノコギリザメの漁獲法

性格自体は温厚であることで知られており、その危険な見た目とは裏腹に比較的危険性は少ないサメとして知られています。
しかし、万が一襲われると非常に危険であることに変わりは無いので、釣りの対象魚としては不向きで狙う釣り人はなかなか少ないようです。

一方、底びき網や刺し網、延縄漁で漁獲されることで知られており、練り製品と原料として釣法されています。

おいしい旬

生態は不明なことが多く、旬についてもよくわかっていません。

ノコギリザメの食べ方

ノコギリザメはフライにしたり、唐揚げにしたりと言った揚げ物料理が大変美味。特にフライは絶品です。
また肝も絶品であることで知られており、煮付けや刺身も美味しいと人気です。
骨からいい出汁が取れるため、お吸い物する人も。

ノコギリザメの名前の由来

名前の由来は頭部がノコギリ状になっていることです。
別名は「ノラノクリ」「ダイギリ」 「ダイギリザメ」「ノコギリ」「ノコノウソウ」などがあります。
このうち「ノコノコソウ」は他のサメとは違い、淡水域にまでのこのこと出現する様を表しています。

ノコギリザメの英語名

英語名は「Halberd shark」「Japanese saw shark」です。

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