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韓国の国民的食材「ヌタウナギ」ヌルヌルの秘密とは?

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ヌタウナギの特徴

ヌタウナギはヌタウナギ目ヌタウナギ科に分類され、ウナギと付いていますが実はウナギの仲間ではありません。、もっと言ってしまうと無顎類なので厳密には魚類には分類されないようです。脊椎動物として原始的な姿をしており、生きた化石と呼ばれることもあります。ヌタウナギは顎を持たず、ヒレも尾ヒレしかありません。体長は50センチメートルほどで、大きいものでは80センチメートルほどにもなるんだそうです。体色は赤褐色で、胴体の真ん中あたりが太い独特な形をしています。目は皮の下に埋もれており、視力もあまり良くないようです。しかしよく見てみるとユニークな顔つきをしており、可愛らしくも見えてきますよ。ヌタウナギの最大の特徴は独特の粘液を出すことです。この粘液は非常に粘り気が強く、周りの海水を取り込んで大量に増幅します。この粘液を使って捕食や身を守るのですが、捕まえた網を壊すので漁師さんからは嫌われているようですね。過去にはヌタウナギを運送中のトラックが横転して道路にヌタウナギが飛び出し、粘液で道路が覆われて後続車が次々とスリップした…なんていう事件も起きています。

ヌタウナギの釣り時期・生息ポイント

世界中の暖かい海の大陸棚近縁にかけて生息しており、ほとんどの種が深海層で生活していますが、日本に棲んでいるヌタウナギは水深5メートルから300メートルほどまでのかなり広い範囲で生活しているので、浅瀬でも捕まえられることが出来ますよ。温かい温度を好むので、夏になってくると活動範囲を広げて発見しやすいと言われています。しかし、暑すぎると深海に戻ってしまうみたいなので、初夏が狙い目だと言えるでしょう。

ヌタウナギの餌

腐肉食で知られており、クジラや大型魚の死骸を漁って食べていることが多いですが、イカやエビなども捕食することがあるようです。釣りをする場合は小魚やイカなどで充分に釣ることが可能です。

ヌタウナギの漁獲法

日本ではヌタウナギを狙って釣りをすることがあまりない為、専用の装備などは売られていませんが、アナゴなどと同じように釣ることが可能となっています。ただし、ヌタウナギは粘液を出すことでとても重たくなり、最悪の場合道具が壊れて逃げられてしまう可能性があるので、強度の高いものを用意しましょう。また、夜行性なので夜に釣りに行くと現れる確率が格段に上がるそうですよ!

ヌタウナギを釣った後に気を付けたい事

ヌタウナギは釣り上げられた際に粘液を出してその身を守ろうとします。粘液で仕掛けがダメになってしまう可能性はとても高いので、大丈夫な様に予備を何個も用意しておきましょう。粘液が手に着くと、水を吸って膨張する特性から洗い流すことが困難になりますので気を付けてください。また、捕まえておく容器の中も粘液まみれになり他の魚を入れておくと窒息死してしまうので、分けて入れておくと良いですよ。

ヌタウナギのおいしい旬

ヌタウナギの旬は夏から秋にかけてと言われています。

ヌタウナギの食べ方

グロテスクな外見と粘液から日本では敬遠されているヌタウナギですが、外国ではよく食べられており、特に韓国では様々な料理にアレンジされる人気の食材となっています。強い旨味を持ち、独特な歯ごたえはまるでホルモンの様で、火を通しても食感が失われることはありません。韓国ではコチュジャンで炒め煮にするのが定番の様で、コチュジャンの甘辛い味と合わさり非常に美味しく頂けます。新鮮なものは刺身にして食べると、よりコリコリとした歯ごたえと旨味を楽しむことが出来ます。

ヌタウナギの名前の由来

最大の特徴である粘液がぬるぬるしていること、ウナギの様な見た目からヌタウナギと呼ばれています。英名は「Hagfish」ですが、「Slime eel」、「スライムウナギ」とも呼ばれています。

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