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岩陰に潜む危険な魚!「オニダルマオコゼ」踏まないように気を付けて!

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オニダルマオコゼの特徴

いかつい顔に岩のような体、そして人を死に至らしめることもある猛毒を持つこの魚はオニダルマオコゼといい、スズキ目オニオコゼ科に分類される海水魚です。

毎年、夏が近くなるとニュースで海辺に潜む危険な生物として取り上げられる有名な魚ですよね。全長は40センチメートルほどで、丸っこい体には鱗は無く、コブのような突起やくぼみを持つデコボコした厚い皮膚で岩に擬態しています。

体色は褐色のものが多いですが、個体によっては黒色や灰色など、変化に富んだ色をしています。大きな口と目は上向きについており、海底に潜んで獲物を見定め、捕食することに適しています。背ビレには棘があり、ここには強力な神経毒を持っています。

その岩のような見た目から、ダイビングや海水浴中に気づかずにオニダルマオコゼを踏んでしまい、毒を受けて病院に運ばれるという事例が後を絶ちません。

オニダルマオコゼの釣り時期・生息ポイント

西太平洋やインド洋の熱帯域に生息する魚で、日本では沖縄諸島や小笠原諸島に生息しています。浅い水域の岩礁帯やサンゴ礁帯の海底で、体を砂に半分ほど埋もれさせながらじっと獲物が来るのを待ち構えています。

オニダルマオコゼは浮き袋を持っていないので、他の魚のように遊泳することはほとんどありません。

オニダルマオコゼは1年を通して釣ることが出来ますが、良く釣れるのは12月から2月にかけての冬の時期だと言われています。

オニダルマオコゼの餌

小魚や甲殻類を捕食する肉食性で、釣りの餌にはサバやイカの短冊が使用されるようですが、ルアーで狙われることの方が多いようです。。

オニダルマオコゼの漁獲法

非常に危険な毒を持つ魚ということで、オニダルマオコゼを狙って釣る人は少なく、他の魚を狙っている際の外道として釣り上げられることの方が多いようです。堤防や磯からの投げ釣りで狙うことが可能で、根魚用の装備がそのまま使えます。

オニダルマオコゼを釣る際のコツとしては、仕掛けを中層から低層付近に落としたら、少しずつ動かして誘うようにしましょう。あまり大きく動かすとオニダルマオコゼに感付かれてしまいますし、根掛かりする可能性も高まります。

また、オニダルマオコゼは夜行性の魚なので、昼間よりも夜釣りをした方が釣果を上げられると言われています。

オニダルマオコゼを釣った後に気を付けたい事

危険な毒を備えた棘は非常に鋭く硬いので、普通の手袋や靴では容易に貫通してしまいます。必ず厚手のものを用意してくださいね。

釣り上げられたオニダルマオコゼは興奮して身をよじって逃れようとするので、棘に刺されてしまう可能性が高いです。オニダルマオコゼが落ち着くまで少し置いてから触るようにしましょう。もし刺されてしまった場合は命の危険もある毒なので、速やかに応急処置を行う必要があります。

もし海の中に入っていた場合は速やかに陸に上がり、患部を真水で洗いながら棘を取り除きましょう。

その後は火傷しない50度ぐらいの温度のお湯に患部を浸しながら病院へ向かうか救急車の手配をしてください。オニダルマオコゼの毒はタンパク性の毒なので、お湯に浸すと凝固して毒性を抑えることが出来ます。

オニダルマオコゼのおいしい旬

オニダルマオコゼの旬の時期は2月から3月頃と言われています。

オニダルマオコゼの食べ方

猛毒を持つオニダルマオコゼですが、その身はクセの無い白身で非常に美味とされて高級魚として取り扱われています。

み応えのある弾力に富んだ身は、刺身や鍋、煮つけにして食べられています。刺身にする場合は、捌いた後に冷蔵庫で1日から2日ほど寝かせると、熟成されて旨味が強くなるそうですよ。

オニダルマオコゼの名前の由来

オニダルマオコゼの名前の由来は、オニオコゼの仲間の中で、特に体が丸い様をダルマに見立てて表した名前となっています。

オコゼとはオコが愚かや醜い様、奇怪なことを表わす言葉で、ゼは魚の意味となっています。

なのでオニオコゼとは鬼のような醜い魚という意味になります。

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