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イクラの親魚の「鮭(サケ)」実は白身魚なんです

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サケの基本情報

大きくの人がご存知の通り、鮭(サケ)は自分が生まれた川へ戻って産卵をする魚です。

サケなどが持つ、生まれた川へ遡上する性質は「母川回帰」と呼ばれています。

サケは自分の生まれた川の匂いを覚えており、この匂いを辿って生まれた川に帰ることができるようです。

サケの名前の由来

サケの身は裂けやすいことから、「裂ける」が名前の由来であると言われています。

アイヌ語で夏の食べ物という意味の「サクイベ」や、乾魚という意味の「サツトカム」が語源から派生しているとも考えられています。

全国的に「サケ」または「シャケ」で通用しますが、北海道や東北の一部地域では、「アキアジ」「オオスケ」「ピン」と呼ばれることがあります。

その他にも、岩手や宮城では「オオナマコ」、富山や石川では「サケノイオ」と呼ばれることも。

産卵が終わるとオスもメスも死んでしまいますが、その死骸は北海道では「ホッチャレ」と呼ばれています。

サケの特徴・生活史

体の大きさは約60から80センチメートルほど。サケは成熟するのに3年から5年かかるとされています。

サケは川で生まれ、オホーツク海を経由して北西太平洋に向かうという性質を持っています。

非常に長い距離を回遊する魚であり、4年ほど海で過ごして生まれた川に産卵のため戻ってきます。

海で生活している間は体が銀白色ですが、産卵の時期が近づくと色が変わり、全体的に黒ずんで皮が厚くなり、赤や緑などのまだら模様ができます。

特にメスよりもオスの方が顕著に変化し、上アゴが伸びるなど体の特徴が変わようです。

サケの生態・住んでいる場所

サケは北太平洋、日本海、ベーリング海、オホーツク海、アラスカ湾全体、北極海の一部に分布しています。

日本国内では北海道、東北、北陸地方に多く、日本海側では九州北部、太平洋側では利根川が南限。

近年では人工ふ化放流の普及により、上述の地域以外でも確認がされているようです。

サケの産卵期は6月から1月までの約半年間。

夏に産卵するグループと秋に産卵するグループの2つがあり、夏に産卵するサケは8月から10月。

秋に産卵するサケは9月から12月が産卵期とされどちらのサケも湧き水のある川底で産卵を行います。

メスが産卵する間、オスはメスに近づく他のオスを追い払う役割をします。

抱卵している卵の数は個体差があり約1000から6000個。

1回で約500から2000個程度の卵を場所を変えながら数回に分けて産卵するようです。

かわいそうなことに産卵を終えるとオスとメスともに死んでしまうようです。

サケは動物食性であり、小魚を餌としています。

産卵のため海から川へ遡上しますが、川へ入った後は餌は一切食べなくなってしまいます。

サケの旬と釣り時期

サケの旬は9月から11月の秋頃とされています。

サケの漁は、北海道では8月頃、本州では概ね10月以降に開始されます。

釣りとしては、赤く染めたイカやサンマの切り身などでサケを刺激するか、ルアーなどが河川での釣りに有効であるとされています。

サケ釣りは禁漁期間を設けていたり、漁獲量を制限している地域も多くあるので簡単に漁獲できる魚ではないようです。

サケの食材情報

サケの栄養素として挙げられるのが「アスタキサンチン」。美肌効果が高く、アンチエイジングに非常に効果的とされています。

アスタキサンチンの赤い色素によって身が赤くなっており、サケの身は赤身がかったピンク色のため、赤身の魚のような気がしますが実は白身魚なんです。

このアスタキサンチンは、アンチエイジング効果もあり、レモンと一緒に食べることで更に抗酸化効果が増すとされております。

ムニエルなどにレモンが添えられているのは色どりが良くなるだけではなく、美容効果を更に高めることが期待されているからでもあるそうです。

それ以外にもDHA、EPAも含まれ、代謝を促すビタミンB1、B2、胃腸や気管支の調子を整えるビタミンA、骨粗鬆症予防に効果があるビタミンDなどのビタミン類も豊富。

美肌効果だけでなくバランス良くビタミンを摂取することができる健康にいい魚でもあります。

サケには寄生虫のアニサキスが潜んでいることが多いため、生食は避けた方がいいとされています。加熱または一度冷凍してから食べることを強くお勧めします。

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サケの美味しい食べ方

サケの皮にはコラーゲンが豊富に含まれることや皮のすぐ下の脂がDHA・EPAを多く含むことから、皮ごと食べる方が良いとされています。

栄養を効率よく摂取でき、おいしく食べれるのが「ムニエル」や「塩焼き」などです。

他にも北海道名産の「石狩鍋」、「いくら」、加工品の「鮭とば」などサケは余すことなく食べられます。

脂分も程よく乗っているため、どのように調理をしてもおいしく食べれる魚です。

サケのレシピ

・ルイベ(凍らせてから刺身にする)
・塩焼き
・ちゃんちゃん焼き
・ムニエル
などが美味。

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