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秋の味覚で栄養豊富!丸ごと食べられる魚「サンマ」

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サンマの基本情報

サンマは回遊魚であり、夏頃に北海道から南下し、秋頃には三陸沖や銚子沖まで移動する。この時期のサンマは大変脂が乗っており、特に塩焼きにすると美味しいため、日本の秋の味覚となっている。

最近は新鮮なサンマの刺身も人気であり、寿司としても食べられる。基本的には安く手に入れられるため、一般家庭でも広く食べられる魚である。

サンマの名前の由来

サンマの名前の由来は諸説ある。細長い魚という意味である「狭真魚(サマナ)」の音が訛ったとする説や、大きな群れを成す魚を意味する「サワンマ(沢魚)」を起源とする説などがある。

現在ではサンマに対して「秋刀魚」と漢字表記することが全国的に定着している。これは読んで字のごとく「秋に獲れる銀色に光る刀のような魚」という意味で当てられた漢字である。

サンマの地方名

和歌山県や三重県の紀伊半島ではサンマを「サイラ(佐伊羅魚)」と呼んでいる。サンマの学名のコロラビス・サイラの由来にもなった。

サンマの特徴・生活史

サンマは大きな群れを作り、海面近くで生息している。胃は無く、食べたものは短い腸の中で30分程度で消化し、排泄する。よく塩焼きにしたサンマをハラワタごと食べるのは、このように消化に時間がかからないことも理由の一つである。

スーパーなど店頭に並んでいるサンマは表面がツルツルしており、鱗が見当たらないため、サンマにはもともと鱗が無いと思われがちである。しかし、実はサンマには小さな鱗があり、生きている間は鱗に覆われている。

この鱗はとても薄くて剥がれやすいため、漁獲の際の網でサンマどうしが擦れ合ってしまい、鱗がはがれてしまう。そのため、スーパーなどに並んでいるサンマは鱗が無いように見える。

サンマの生態・住んでいる場所

サンマはオホーツク海から北太平洋、日本海、東シナ海に及ぶ広い海域を回遊する魚で、回遊パターンによっていくつかの系統に分けられるとされ、日本の近海では、太平洋沿岸、日本海沿岸共に南の暖かい海域で孵化した稚魚が成長しながら北上し、秋には産卵に向けて南下する。寿命は2年程とされ、毎年この回遊に加わる。

サンマの大きさ

サンマは30cm程度の大きさで、大きいものでも40cm程度である。体はやや側偏した細長い形。口は先が鋭く尖ったくちばしのような形で、下あごの方が少し長く突き出ている。背ビレと腹ビレは体の後方に付いている。色は背中が青黒く、腹は銀白色、下あごの先だけ黄色い。

サンマの旬と釣り時期

秋の魚であるサンマの漁は8月から12月にかけて行われる。場所は北海道根室沖から三陸沖を経て、銚子沖の太平洋沿岸までである。

サンマの食材情報

典型的な青魚であり、イワシやサバと同様に生活習慣病予防に効果的なDHA、IPAが豊富である。血液の流れを良くするエイコサペンタエン酸が含まれているため、脳梗塞・心筋梗塞などの病気の予防にも効果があると言われる。

また、ビタミンB12、ビタミンD、鉄、銅、亜鉛も豊富に含まれる。身だけでなく内臓も栄養が豊富で、ビタミンA、カルシウム、マグネシウムなどを含む。

サンマの漁獲法

棒受け網、刺し網、定置網などで大量に漁獲される。サンマは光に集まる習性があるため、棒受け網で漁獲することが多い。漁獲可能量制度(TAC制度)が定められており、サンマの漁獲量は管理されている。

日本では主に根室沖、三陸沖から銚子沖にかけてサンマがよく獲れ、漁が行われる。大型船による漁獲の時期は8月中旬から11月。

サンマのレシピ

・塩焼き
・刺身
・炊き込みご飯
・煮物
・蒲焼き
にすると美味しい。

サンマの美味しい食べ方

上述のとおり、身だけでなく内臓も栄養価が高い。したがって、内臓まで丸ごと食べられる塩焼きにして食べるのが向いている魚と言える。

サンマの産卵

実は、サンマの産卵については解明されていないことが多い。主に2つの説があり、「年に2回産卵する」説と「冬に産卵する」説がある。また、すべての卵を一度に産むのか、産卵を複数回に分けるのかも不明である。

サンマの餌

小魚は動物プランクトンを捕食し、成長するとともに大型の動物プラントンを捕食する。成魚はカイアシ類やオキアミ類などの小型の甲殻類を食べる。

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