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西京漬けでおなじみ「サワラ」大きさで名前が変わる出世魚

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サワラの特徴

サワラは実はサバの仲間の中で、サバと比べると特に細長く、左右に平べったい魚です。スーパーなどでは西京漬けとして加工され、販売されているのを見ることが多いのではないでしょうか。

沿岸付近の、海面に近く浅い場所を群れで泳いでいる魚として知られています。数十センチメートルの大きさが一般的ですが、最大のサワラになると、体長は1メートル、重さは10キログラムを超える巨大魚もいます。

また、成長に伴って呼び名が変わる出世魚でもあります。40センチメートルまでの幼魚を「サゴシ」、40~60センチメートルの個体を「ナギ」または「ヤナギ」、60センチメートル以上を「サワラ」と呼んでいます。メスの方がオスよりも大きく成長する魚です。

サワラの釣り時期・生息ポイント

サワラの釣りは東京より南の太平洋側、青森より南の日本海側の沿岸など、幅広い地域で楽しむことができます。

釣りで狙えるシーズンは、6月の梅雨の時期から始まるとされています。サワラ釣りのメインシーズンとなるのは、9~12月頃です。

また、サワラがよく釣れる時間帯は、夕方あたり。これは「タマズメ」と呼ばれていている、魚が積極的に餌を食べる日が沈む前の薄明るい時間帯のことです。
メインシーズンの秋から冬の時期は日が暮れるのが早くなり、サワラが餌に食いつきやすいタマズメも早くなります。

サワラの餌

サワラは肉食魚なので、餌釣りならキビナゴ、イワシ、サンマの切り身などで釣ることができます。より一般的なのはルアーフィッシングでしょう。

いわゆる「フィッシュイーター」と呼ばれる性質を生かし、特にライトショアジギングで狙われます。これは岸からルアーを投げて釣る手法です。岸からだけでなく、船からジギングで狙われることも多いです。

サワラの漁獲法

サワラは食用として一般的に流通している魚なので、刺し網、定置網、引き縄といった漁業が盛んです。上記のとおり肉食魚なので、餌釣りやルアーフィッシングでも釣れる、人気の魚です。

サイズが大きな魚なので、エキサイティングなルアーフィッシングを楽しむことができます。岸から釣ることができるので、気軽に狙える魚でもあります。

サワラを釣った後に気を付けたい事

サワラは比較的傷みやすい魚のため、生食よりは熱を通した調理法で食べる方がおすすめです。西京焼きでよく出回っているのも、このような理由によります。

サワラのおいしい旬

サワラは特に冬に脂が乗っており「寒鰆」と呼ばれています。

サワラの食べ方

サワラは身が柔らくて傷みやすいため、生食で食べられるのは本当に新鮮なうちだけです。そのため、生食が流通することはほとんどありません。

最も代表的でおいしいサワラの食べ方といえば、西京漬けです。サワラの身に西京味噌を塗り冷蔵庫でしっかりと漬け置き、フライパンで焼けば西京漬けの完成です。西京味噌は他の味噌に比べると塩分が少ないので、健康的に食べられる調理法でもあります。

サワラの名前の由来

上記のとおり、サワラは出世魚です。細長い体形なので、幼魚の「サゴシ」は「狭腰」が由来で、成魚の「サワラ」は「狭腹」が由来となっています。

一方、サワラの漢字は「鰆」と1文字で書きます。これは、産卵するために春になると沿岸にやって来る習性があることから、「春を告げる魚」という意味の漢字が当てられたのです。紛らわしいですが、旬が春というわけではありません。その他、地域によっては「サーラ」「ヤナギ」と呼ばれることもあるようです。

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