【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信

魚とぴ(うおとぴ)では釣り、鮮魚、捌き方、料理をめぐる魚に関する情報を発信。

体表に毒々しい青色が浮かぶ魚「ソウシハギ」内臓の猛毒パリトキシンに注意!

更新日:

ソウシハギの分類と学名

ソウシハギはフグ目カワハギ科に属する魚です。

その他フグ目カワハギ科に属する魚

アミメハギ、ウスバハギ、ウマヅラハギ、カワハギ、テングカワハギ、ノコギリハギ、ヨソギ

ソウシハギと似た魚の見分け方

ソウシハギはカワハギやウマヅラハギと似ています。ここで気を付けなくてはいけないのが、カワハギやウマヅラハギは保有していないパリトキシン毒をソウシハギが内臓に保有していること。

カワハギのような見た目のせいで、2018年12月11日にソウシハギがカワハギとして販売されるという事件が発生しました。

そのため、下記に各種カワハギ科との見分け方を記載します。
・ウスバハギ
ウスバハギは体型は似ていますが、ソウシハギは体表に特徴的な青い模様や長い尾びれから見分けることが出来ます。
またこのウスバハギもシガテラ毒を持っている個体が確認されているため、食べる際には注意が必要です。
・カワハギ
平たい体型が特徴で、体表はザラザラした厚い皮で覆われています。体長は25センチ程度の大きさにしかならないため、サイズで見分けることが出来ます。
・ウマヅラハギ
やや細長い体型をしており、後頭部に大きな棘があります。体色は灰色で、ヒレが青緑色をしているのが特徴です。
この特徴からソウシハギから見分けることが出来ます。

もし釣りの際に見慣れないカワハギを釣った!と思ったら、ソウシハギである可能性を疑うようにしてください。

▼似ている魚のウマヅラハギについてはこちら▼

ソウシハギの特徴

体は強く側扁した長楕円形をしており、体色は黒灰色です。また体表には不規則な青色線が散在し、ざらつきのある厚い皮をしています。内側はビニールを感じさせるような触感をしています。

尾ビレは丸く、頭よりも長いのが特徴です。腹ビレの後端に突起はありません。背びれは2棘43-50軟条で、棘は目の中央上にあります。尾びれは46-52軟条です。

産卵は5月~6月ごろに確認されていますが、正確な時期は不明です。稚魚や幼魚は流れ藻につき、藻に擬態するために緑色をしています。

海面を漂っている海藻の間に倒立するようにして成長します。単独で行動することが多いです。

体長は50~100センチメートルほどまで成長します。

ソウシハギの釣り時期・生息ポイント

ソウシハギは世界各地で生息が確認されています。北海道から沖縄まで、南大東島。朝鮮半島南岸、山東省、台湾、西沙諸島など国内でも幅広い地域に生息しています。

主に水深30メートルより浅い岩礁域やサンゴ礁に生息しており、年中見かけることができます。

ソウシハギの餌

肉食性で小魚や甲殻類、貝類などの軟体動物、多毛類など捕食します。また藻類や刺胞動物、ホヤなども好んで捕食します。

ソウシハギの漁獲法

ソウシハギはサビキ釣りで釣れることが多いようです。

ソウシハギを釣った後に気を付けたい事

ソウシハギは内臓にパリトキシンという猛毒を持つため、内臓は決して食べてはいけません。

このパリトキシンはフグが持つ毒「テトロドトキシン」の70倍とも言われる猛毒で、ソウシハギは「食べたら死ぬ魚」としても知られています。捌き方を熟知した方がいない場合には避けた方が無難でしょう。

▼パリトキシンやその他魚の毒についてはこちらから▼

ソウシハギのおいしい旬

おいしい旬は不明です。

ソウシハギの食べ方

先ほども記載したようにソウシハギは内臓を除去して食べるようにしなければなりません。

内臓に毒を保有するといわれるソウシハギですが、沖縄では食用魚としての流通しています。

ソウシハギは透明感のある味わい豊かな白身をしており、骨などからいい出汁が出ます。生きの良いものは生食が好まれ、セビチェや刺身が大変美味とのこと。骨を使った味噌汁なども人気とのこと。

ソウシハギの名前の由来

ソウシハギは「草紙剥」と「藻姿剥」の2つの漢字を書きます。「草紙剥」は身体の文様が草紙(江戸時代などの再生紙)にいたずら書きしたように見えることが由来しています。

「藻姿剥」は海にいるとき海藻のように見えることが名前の由来です。沖縄では「サンスナー」「 センスルー」、 それ以外の地域では「オキメンボウ」「ハゲ」などと呼ばれています。

英語名は「Figured leather jacket」です。

-魚・食材図鑑
-,

Copyright© 【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信 , 2019 All Rights Reserved.