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体表に鷹の羽のような模様を持つ「タカノハダイ」唇が特徴的!

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タカノハダイの分類と学名

タカノハダイはスズキ目タカノハダイ科に属する魚です。

その他スズキ目タカノハダイ科に属する魚

ミギマキ、ユウダチタカノハ

タカノハダイに似た魚の見分け方

近似種としてミギマキとユウダチタカノハがいます。 ミギマキは地色の黄色みが強く、口の周囲が赤い尾に白い斑点はなく、尾の上半分は黄色、下半分は体側の縞模様と同様の茶褐色です。

加えて目を通る縞模様は、タカノハダイはエラブタの下端へ伸びているが、ミギマキは胸ビレの基部に達している。以上の違いによって見分けることができます。

またユウダチタカノハは、尾ビレの白い斑点がなく、目を通る縞模様がタカノハダイは目の上で3つに分かれるが、ユウダチタカノハは分かれていないという違いによって見分けることが可能です。

タカノハダイの特徴

体形は側扁しており、目の後ろから背が盛り上がっていうややいびつな形をしているのが特徴。体色は淡青褐色から淡黄褐色で、体側に茶褐色の縞模様が9本斜めに走っています。

この斜めの縞をもつ種は非常に少なく、タカノハダイの最大の特徴です。またエラブタの後端は濃茶褐色で、ヒレは黄褐色。尾ビレには淡青色の斑点がああります。

また頭と口がやや小さく、胸ビレの下部の軟条は、長く太いのが特徴です。この胸ビレは、海底で静止するときにバランスをとるためにこの形状担っているされています。

産卵期は秋から冬とされており、卵は、直径1ミリメートル程度の分離性浮遊卵で、24~48時間後に孵化します。

稚魚は潮だまりなど浅海域で生息しますが、成長とともに深みへ移動します。完全に成長すると海底で生活するようになります。最大で全長45センチメートルほどにまで成長します。

タカノハダイの釣り時期・生息ポイント

津軽海峡~九州南岸の日本海・東シナ海・太平洋沿岸、瀬戸内海に生息します。主に浅い岩礁地帯の海底で生息し、磯場や堤防が絶好の釣りスポットです。

特に季節を通じて移動することは岩礁地帯から移動することはないため、年中釣ることが可能です。

タカノハダイの餌

食性は雑食性で、小型甲殻類や藻類、多毛類などを捕食します。頑丈な唇を海底に押しつけ、砂や砂利などと一緒に底棲生物を吸い上げ、濾し取って捕食するという特徴があります。

タカノハダイの漁獲法

タカノハダイはウキフカセ釣りが主流です。ウキフカセ釣りは撒き餌や挿し餌を使い魚を集める釣法です。撒き餌としてはオキアミやコマセがよく用いられます。

またメジナ釣りの外道として釣れることが多いようです。主な漁獲法は刺し網、定置網などです。

タカノハダイを釣った後に気を付けたい事

タカノハダイは鋭い歯やヒレなどもないため、特に釣った後に気をつけたいことはありません。

タカノハダイのおいしい旬

おいしい旬は秋から冬です。旬でない夏の時期は非常に磯臭いことが多く、もし網に引っ掛かっても捨てられてしまうほどです。

タカノハダイの食べ方

タカノハダイは透明感のある白身で、しっかりとした歯ごたえがあり美味であることで知られています。熱を通しても固く締まらないため、煮付けやソテー、塩焼きなどに向いています。

また新鮮なものは洗いや刺身にしてもタカノハダイのしっかりとした味質を堪能することが出来ます。

沖縄ではタカノハダイをバター焼きにする郷土料理があるようで、バターの香りとタカノハダイの身の甘みが上手く絡む絶品です。
また徳島県には丸ごと焼いたものが好んで食べられるそうです。これは身に魚醤や味噌を塗って食べるのが定番で、こちらも非常に美味です。

タカノハダイの名前の由来

体表に浮かぶ茶褐色の縞模様が「鷹の羽」を連想させることが名前の由来となっています。

また全国各地で生息が確認されるため地方名は多く、静岡県では「キサンチョ」「ムコナカセ」、高知県では「ギンタ」、三重県では「テッキリ」、山口県や福岡県では「キコリ」などの地方名があります。そのほかにも「ヒダリマキ」「シカウオ」「ションベンタレ」「カシダイ」など実に多くの地方目によって呼ばれています。

英語名は「Spottedtail morwong」です。

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