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用水路に生息する「タモロコ」夏に大量漁獲!

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タモロコの特徴

タモロコの体長は10センチメートル前後で、手のひらに収まる程度のサイズの小柄な魚。背中とお腹が丸みを帯びてずんぐりとしています。

体の色は全体的に灰色がかった銀色ですが、背中は緑色がかった綺麗な色。体の横には長い帯状に黒い色が頭から尾にかけて入っています。

婚姻色はとても薄く、オスとメスの見分けが難しいと言われています。口の両脇には短い髭がついていて、特徴的な顔をしています。

タモロコの釣り時期・生息ポイント

あまり知名度は高くない魚ですが、日本各地の湖沼や小川、用水路などの流れが緩い場所に生息しています。遊泳力が弱いので、流れが急な場所にはあまり生息していません。

臆病な性格でもあり、群れを作って水草などの物陰に隠れて生活していることが多い魚です。もともと、自然分布は関東・東海地方、近畿地方、山陽地方、瀬戸内海、高知県の四万十川水系などでしたが、移植されたことによって東北地方や九州でも見られる魚になりました。

また、タモロコが釣れやすい時期は7〜11月頃と言われています。7月頃は小さなタモロコがたくさん釣れることも多く、数多く釣って佃煮にして食べる釣り人もいるそうです。

タモロコの餌

タモロコは雑食性の魚ですが、水草などの草よりも、ユスリカ、イトミミズ、ヨシノボリの稚魚といった水生生物などの動物を食べることの方が多く、肉食の傾向が強いです。

釣りの餌には、アカムシやミミズなどの餌か、量の調整がしやすい練り餌が良いでしょう。

タモロコの漁獲法

タモロコは身近な用水路などにおいて、ウキ釣り、サビキ釣りで釣ることができる魚です。小さな魚なので、50匹、100匹など数多く釣ることを目標にしている人が多いでしょう。

たくさん釣るには、特にサビキ仕掛けで複数本の針を仕掛けておくことが重要です。また、餌が底についてしまうとタモロコが食いつかないことが多いようですので、底から少し浮かせることを意識してみてください。

ちなみに、タモロコはシラウオやワカサギの釣りでも混ざって釣れることが多いようです。ウキ釣り、サビキ釣りの他にも、群れが見えたらタモ網で救って捕まえることもできます。

タモロコを釣った後に気を付けたい事

タモロコは危険な魚ではないため、気をつけることは特にありません。釣ったタモロコを飼育する場合は、臆病な性格で物陰に隠れたがる特徴を踏まえて、水槽のレイアウトをすると良いでしょう。

水草や流木を使い、タモロコが隠れられる場所を作ってあげてください。また、5匹や10匹など複数匹のセットで群れが作れるようにしてあげると、生活しやすくなると考えられます。

タモロコのおいしい旬

一般的には食用として認知されていないこともあり、タモロコが美味しい旬はよく分かっていません。

タモロコの食べ方

一般的には食用として認知されていませんが、ホンモロコの代用として食べられることもあるそうです。鱗が薄くて皮が柔らかく、また骨も軟らかいため、丸ごと食べることができて調理の手間が少ない魚です。

食用とする場合、佃煮や甘露煮、唐揚げなどにして丸ごと食べることが多いようです。内臓も苦味が少ないので、頭から尾まで丸ごと食べやすい魚です。

タモロコの名前の由来

タモロコは漢字表記では「田諸子」と書かれます。昔から田んぼでよく見られる魚であったため、「田んぼに生息しているモロコ」という意味の名前が付けられたと考えられています。

「モロコ」の語源としては、「子供が多い」という意味で「諸子」となったと言われています。また、生息地によって呼び名が様々で、東海地方では「カキバヤ」、関西地方では「ジモロコ」または「スジモロコ」、中国・四国地方では「ミゾバエ」とも呼ばれることがあるのだそうです。

その他、「カスケバエ」「ダゴバヤ」「ムギツギ」といった名前で呼ばれることもあるのだとか。

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