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猛毒の持ち主「トラフグ」古くから愛される高級魚

高級魚の代名詞であるフグ。そのフグの中でも最高級で最も味わい深いとされるのがトラフグです。近年では養殖も盛んに行われるようになってきており、価格も安定するようになってきました。その身にはテトロドトキシンという猛毒があるので、調理には資格が必要です。

トラフグの特徴

素人では調理が禁止されるほどの猛毒を持ちますが、とても美味しいことから高級魚の代名詞のようなフグ。

フグ目フグ科に属するトラフグはそんなフグの中でも最高級とされ、高級料理店などで使われています。しかし、近年では養殖が盛んになってきており、流通量や値段が安定するようになってきています。

トラフグの大きさはおよそ70センチメートルほどで、背中は黒色で黒い斑点があり、お腹は白色をしています。背中とお腹に小さな棘を無数に持っているので、手触りはザラザラしています。天敵に出会ったりして危険に迫られると体内の膨張嚢を膨らませて相手を威嚇します。

そして最大の特徴と言えば、やはりフグ毒であるテトロドトキシンですね。食べられる部位が厚生労働省によって定められており、細かい取り扱いについても各都道府県で条例が定められています。料理も免許を持った人しか調理して提供してはならないほど、危険な食材です。

トラフグの釣り時期・生息ポイント

北海道から九州までの日本沿岸に生息する海水魚で、朝鮮半島や台湾にも生息しています。水深200メートルまでの沖合の砂底から沿岸部までの広い生活圏を持っており、冬になると深場に移動します。

産卵期である春頃にになると、浅瀬に集まってきますので湾内でも釣ることが出来ますよ。

トラフグの餌

トラフグはクチバシ状の丈夫な歯を持っており、この歯で固いものでもゴリゴリと食べてしまいます。

主に甲殻類や貝類や頭足類、小魚などを捕食しています。釣りの際は主にエビなどが使われることが多いようです。

トラフグの漁獲法

トラフグを狙う場合は一般的にカットウ釣りで狙われることが多いです。カットウ釣りは餌のついた針を魚に喰いつかせるのではなく、餌の付いた針の下に伸びたカットウと呼ばれる針で魚を引っかけるようにして釣ります。

フグは非常に強靭な歯を持つため、普通に釣ろうとしてもハリスを噛み千切られてしまうので、このような方法が用いられています。フグ専用の釣り具も売られているので、活用すると釣果を上げることができるかもしませんね。

トラフグを釣った後に気を付けたい事

何と言ってもテトロドトキシンという名の毒が非常に危険です。手足の痺れから始まり、呼吸困難などの発作に至ります。最悪の場合は、食べてから3時間ほどで死んでしまうようなとても強力な毒なのです。

トラフグの肝臓と卵巣が強毒で腸は弱毒、その他の身の部分や精巣は無毒ですが、素人目に判断することは非常に危険なので、自分で釣り上げたトラフグを無免許で調理する等は絶対にしないでください。

▼魚の毒についての記事はこちら▼

【魚の毒】猛毒を持つ魚たち!そのメカニズムと種類についてまとめみた!魚とぴ

トラフグのおいしい旬

身の締まる冬の時期、特に寒さが厳しい時期は非常に美味とされています。

トラフグの食べ方

フグの中でも最高級の美味しさと称されるトラフグは、独特の旨味を持っています。

歯ごたえと甘みを堪能でき、透き通った透明の身は美しく見た目でも楽しませてくれます。

定番はやはり刺身でしょうか。関西ではてっさとも呼ばれるフグの薄造りは、あっさりした味わいながら甘みが非常に感じられます。歯ごたえを確かめるように噛めば噛むほど旨味が口の中に広がっていくのは絶品で、正に高級魚と言えるでしょう。

白子はトロリとした濃厚なクリームのような味わいで、上品な旨味を楽しめます。お酒を嗜む方であれば、ヒレ酒もおすすめです。

トラフグの名前の由来

フグは元々「フク」と呼ばれており、これには諸説ありますが、餌を獲る時に水を吹きだして砂の中を漁ることから「吹く」に由来していると考えられています。

トラフグの「トラ」については模様が虎模様という訳でもないとことから由来がハッキリしていません。大阪では当たると死んでしまうということから、「テッポウ」と呼ばれており、てっちりやてっさなどの料理名にも繋がっています。

トラフグ

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