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馬面の「ウマヅラハギ」クラゲも食べる雑食性の魚

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ウマヅラハギの特徴

ウマヅラハギの体長は25センチメートルくらいです。口先が尖っているのが特徴的な魚です。体の色は薄い青色がかった灰色をしていますが、個体によって色味に差があります。また、頭には一本の大きなトゲがぴょこんと突き出ています。体型は外見のよく似たカワハギに比べると少し細長いです。ヘドロなどの汚れに対しても適応する能力があり、このような場所でも突然大発生することがあります。

ウマヅラハギの釣り時期・生息ポイント

ウマヅラハギは、沖合の深い場所に多く生息しています。北海道より南の日本近海では、幅広い場所で獲れる魚です。東シナ海、南シナ海にも生息しています。海底から中間くらいの深さを、群れを作って泳いでいます。1年を通して釣ることができますが、特に産卵期の春から夏は割と岸の近くまで来ているので、釣りやすいです。一方で、ウマヅラハギがおいしい時期は秋以降です。ウマヅラハギをたくさん釣りたいなら春から夏、おいしさを求めるなら秋から冬がおすすめです。

ウマヅラハギの餌

ウマヅラハギは雑食性で、何でも食べる魚です。特にクラゲが好物で、エチゼンクラゲなどの巨大クラゲを集団で襲って食べることで知られています。2009年から2010年には福井県の沿岸でエチゼンクラゲが大発生して問題になりましたが、このとき、エチゼンクラゲを食べるウマヅラハギも大量に発生しました。釣りの餌なら、アサリを使うと食いつきが良いと評判です。

ウマヅラハギの漁獲法

ウマヅラハギの漁獲法は、底引き網、定置網などの方法が一般的です。マダイ釣りの外道として釣れることも多くありますが、外道といってもおいしく高価なので、歓迎される外道です。釣りでは初心者から上級者まで幅広く人気ですが、釣り人に気づかれずに餌を食べるのが上手い魚のため、簡単には獲れません。そのため、複数の竿を同時に見るのではなく、1本に集中すると良いでしょう。また、手に伝わる感触に頼るより、竿の先が少しでも揺れないかよく見ておきましょう。微妙な揺れがあったら、一定のスピードで一気に引き上げます。鳥取県では、ウマヅラハギを専門に狙う「カワハギ網」という漁が行われています。これは、網の中にオキアミやクラゲ入れた餌袋を括り付けて、ウマヅラハギをおびき寄せる漁です。ウマヅラハギは群れで餌を探すため、集団で網の中に入ってきて大量に捕獲することができます。

ウマヅラハギを釣った後に気を付けたい事

ウマヅラハギば危険な魚ではなく、気を付けることは特にありません。しかし、釣りの場合、釣り人に気づかれずに餌を取っていくのが上手い魚でもあります。餌を盗まれるような事態には気を付けたいところです。

ウマヅラハギのおいしい旬

ウマヅラハギのおいしい旬は、秋から春にかけてです。特に肝がおいしいので、秋から冬に獲れる、大型で肝が膨らんだ個体は人気です。この時期のウマヅラハギはとても高価になっており、人気があります。

ウマヅラハギの食べ方

ウマヅラハギは、カワハギと同じように、皮を剥いでから調理しましょう。皮は頭側から手で引っ張って綺麗に剥くことができます。釣ったばかりの新鮮なウマヅラハギは、ぜひ刺身で食べてみてください。上品な白身で、クセが無くてとても美味しいです。肝はカワハギよりも大きくて食べ応えがあるので、肝も残さず食べるのがおすすめです。ちり鍋にして食べてもとても美味しいです。肝は一度さっと湯通ししてから鍋に入れると、臭みが取れて旨味が引き立ちます。

ウマヅラハギの名前の由来

ウマヅラハギは顔が長くて馬の顔を連想させるため、「馬面のカワハギ」という意味で「ウマヅラハギ」と呼ばれるようになりました。その他、地域によって様々な名前で呼ばれています。秋田県では「カングリ」、新潟県では「コウグリ」、富山県では「バクチコキ」、三重県では「ウマヌスト」など、様々な呼び方があります。

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