【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信

魚とぴ(うおとぴ)では釣り、鮮魚、捌き方、料理をめぐる魚に関する情報を発信。

ウミタナゴ|海に生息するタナゴ?卵胎生の魚!釣る前に特徴を知ろう

更新日:

タナゴと聞くと淡水にいる魚と思う人も多いかもしれません。ウミタナゴは、淡水にいるコイ科のタナゴに良く似ている魚です。淡水のタナゴと混同してしまうこともしばしばあるようです。

ウミタナゴの名前の由来

淡水魚であるタナゴに姿形がよく似ていることから、海にいるタナゴという意味でウミタナゴと名付けられました。ただ単にタナゴとだけ呼ばれることも多いです。

地方名ではギンタナゴやベニツケと呼ばれており、卵胎生でお腹の中で子ども育ててから産む性質から、コモチダイと呼ばれることもあるようです。

ウミタナゴの生息域

東北以南の日本全国の沿岸に生息しており、国外では中国や朝鮮半島にも生息しています。主に浅い層の海藻がたくさん生えた藻場や岩礁帯で群れを形成して暮らしています。

ウミタナゴの特徴

全長は25cm程度の大きさで、姿形は淡水にいるタナゴとよく似ています。やや尖ったような小さい口を持ち、背中側がやや青みがかった銀色で、お腹にかけて白くなっていきます。

マタナゴと混同しやすいですが、ウミタナゴには目の下あたりに黒い斑紋がありますが、マタナゴは斑紋が小さく目立たないので、そこで判別がつけられるようです。

ウミタナゴは出産する魚!

ウミタナゴは魚の中でも珍しい卵胎生の魚で、卵を産むのではなく仔魚を産みます。半年間ほどお腹の中で育て、たくさんの子どもを産むことから安産のおまじないとして、東北地方では妊婦によく食べさせるという風習があったようです。

しかし他の地方によってはウミタナゴの出産の様子が逆子が生まれてくること連想されるとし、縁起が悪いとされることもあるようです。

ウミタナゴの漁獲法

堤防や磯で気軽に釣ることの出来るウミタナゴはファミリーフィッシングや釣り初心者の方に人気がある一方で、釣りベテランの方にも専門的に狙われることもあります。初心者の方には簡単に釣ることが出来るサビキ釣り、ベテランの方にはしっかりと狙うことが出来るウキ釣りが好まれています。

ウミタナゴが潜んでいそうな場所にコマセを撒いてあげるとよく寄ってきますよ。特に特別な装備は必要なく、リールがついていない延べ竿などでも釣りを楽しむことが出来ますが、ウミタナゴのアタリは分かりにくいので、ウキ釣りの場合は繊細なウキがおすすめなようですよ。

ウミタナゴの釣り時期

周年狙うことが出来る魚ですが、春から初夏にかけてと、秋が最盛期と言われています。

ウミタナゴの餌

プランクトンや小型の甲殻類、ゴカイなどの多毛類を捕食しています。砂の中に隠れている餌は、砂ごと吸い込んでエラで濾しとって食べています。釣り餌でよく使われているのはオキアミやアビエビだそうです。

ウミタナゴを釣った後に気を付けたい事

ウミタナゴにもやはり寄生虫が存在しており、有名なアニサキスの存在が確認されています。釣ったものを食べる場合は目視でしっかりと確認し、加熱処理や冷凍をしてから食べると良いでしょう。

ウミタナゴの食べ方

ウミタナゴの身はクセのないあっさりとした淡白な白身で、少し水っぽいとも言われています。鮮度が悪かったり旬のものでないと、あまり旨味がなくあっさりしすぎているとも言われており、身が柔らかく歯ごたえを楽しむような魚でもないので、刺身よりも焼いたり煮て食べた方が美味しいとされています。

身を細かく叩いて味噌と合わせたなめろうにするとウミタナゴの淡白さを味噌が補ってくれ、とても美味しくなります。このなめろうは普通にご飯の一皿として食べても良いですが、お酒に非常に合うので酒の肴としても活躍してくれます。

ウミタナゴのおいしい旬

ウミタナゴの旬は冬から春にかけてと言われており、寒さで身がしまり、脂も乗って美味しくなるそうですよ。

-ウミタナゴ
-,

横スクロールしてください

Copyright© 【うおとぴ】魚の釣り方から捌き方・料理・おいしい食べ方まで日々配信 , 2019 All Rights Reserved.