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噛みつき注意!海のギャング!ウツボについて

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ウツボの基本情報

ウツボは「海のギャング」とも呼ばれるとても獰猛な魚です。
大きな敵が近づくと口を大きく開けて威嚇したり鋭い歯で噛みついたりします

魚だけでなく人間にも噛みつきます。
特に海に潜るダイバーやサーファーは注意すべき!

地域によっては食用にもなる魚ですが、皮が厚くて丈夫なため「皮革」としても利用されることがあります。

ウツボの名前の由来

関西の一部では空洞のことを「ウツボラ」と言い、ウツボが穴や岩影に身を隠して生活するため「ウツボ」に由来するようになったと言われています。
他にも矢を入れる容器の「靫(うつぼ)」にウツボの細長い体が似ているから「ウツボ」と呼ばれるようになったとする説もあります

東京の一部では「ナマダ」、長崎では「キダコ」、鹿児島では「キダカ」、伊豆では「ジャウナギ」と呼ばれることがあります。他にも「ウミウナギ」「ヘンミ」「ウミクチナワ」など地域名も様々。

ウツボの特徴・生活史

全長20センチメートルから個体によっては4メートルになる種もおり、大きさは様々。
胸ビレと腹ビレが無く、形はウナギに似て細長いが、実はウナギよりも太めのようです。

産卵期は夏で、特に8月に産卵することが多く、夜の間にオスとメスがペアを作って複数回の産卵を行うようです。
一回の産卵で約数万個ほどの卵を産みます。

卵は孵化すると平たく透明なレプトセファルス幼生となります。
これが沿岸で変態して稚ウツボとなり、成長していきます。

ウツボは実は臆病な魚で、刺激さえ与えなければ岩陰に隠れていることが多いです。
ですが、食性は肉食性であり捕食となると獰猛。
魚類、甲殻類、頭足類などを大きな口と鋭い歯で仕留めます。

特にタコ類にとってウツボは天敵。
ウツボはテトラポッドや岩礁などにおいてのヒエラルキーの頂点に立つ魚です。

一方で、ウツボの周囲にはオトヒメエビ、アカシマシラヒゲエビ、ゴンズイの若魚、ホンソメワケベラなどの小さい魚が多く見られますが
これらの小さい魚はウツボの皮膚や口の中の寄生虫を掃除をしてくれるため、ウツボは彼らを捕食の対象としません。
小さい魚たちは天敵からウツボに守ってもらえるため、まさにwinwinな関係で共存しています。

ウツボの生態・住んでいる場所

ウツボは温暖な浅い海に生息しており、主にサンゴ礁や岩礁の岩陰に生息しています。
粘膜を通して皮膚呼吸ができるため、表皮が湿った状態であれば30分程度は水から出ても活動が可能です。

その上、嗅覚が優れているため、潮溜まりに上がって小魚を襲うこともあります。
釣り人が岩場で魚を捌いているところに、魚の血の匂いにつられ上がって来ることもあるため岩場でのよそ見は厳禁です。

本来の性格は臆病なので昼間は巣穴から自らおもむろに出てくることは少ないようです。
夜行性なので夜になると回遊し餌などを捕食します。

ウツボの旬と釣り時期

ウツボは年間を通して漁獲できるので、これといった旬は決まっていません。
ウツボのおいしい旬は冬といわれ、冬のウツボは白身に脂が多く乗っているため、他の時期と比べると美味。
また、夏場だとメスが抱卵によって痩せてしまうようなのでやはり冬がベストシーズンと言えます。

釣りにおいても同じく冬を狙うのが良いとされています。
釣りの他に、「延縄」や各種の網など、沿岸漁業で漁獲されることがあります。

鋭い歯で網や釣り糸を切断したり、暴れて網をもつれさせたりする上に、咬みついてくる危険が大きいのでウツボを釣り上げてしまった際には注意が必要!あわてず、糸を切って逃すのも選択肢のひとつです。

ウツボの食材情報

漁師の間では「海の精力剤」と呼ばれるほど、ウツボは栄養価が高いです。

なんと精力剤として有名なスッポンよりも効果が高いとも言われています。
コラーゲンも豊富に含まれており、肌のたるみや弾力低下などに効果が期待で、視力低下にも効果があると言われています。

ウツボの美味しい食べ方

食用にする地域としない地域がありますが、主に太平洋側では食用とされています。
特に千葉県外房の「ウツボの開き干し」が有名です。
他には、伊豆半島、紀伊半島、徳島県、高知県でもよく食べられているようです。

ウツボのレシピ

たたき、干物、蒲焼、鍋料理、天ぷら、にして食べると美味しい。

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